空相の現代建築

空相の現代建築

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784306042162
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C3052

内容説明

今回、この本に収録されているのは、芝浦工業大学建築工学科主催の土曜講演会のシリーズをまとめたもので、前回の「現代建築の位相」が国外を中心にしたものであれば、今回は、その国内版とも言えるようなものになっています。

目次

テクノロジーの新しい局面(伊東豊雄)
乱反射する視線(戸田ツトム)
離陸する屋根(山本理顕)
内へのまなざし(田原桂一)
機械のオマージュ(高松伸)
不可視のテクノロジー(北川原温)
デザインとサヴァイヴァリズム(彦坂裕)
風景としての建築(松永安光)
単一の主題から複数のエピソードへ(伊藤公文)
時間建築(湯沢正信)
パタンランゲージの現在(ハンス・ヨアヒム・ナイス)
建築の都市性(堀池秀人)
素材の存在感(近藤春司)
スケール感の錯綜(室伏次郎)
寄生としてのインスタレーション(川俣正)
都市の中の建築(富永譲)
構成主義の現在(八束はじめ)
空間の中に領域を張る(小宮山昭)
飛び散る「線」(鈴木了二)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

引用

2
それぞれの建築家、アーティスト、デザイナーにそれぞれ共通する問題、例えば都市の状況や脱構築、田園などがあり、それなりに時代性を感じる。しかし通奏低音的にあるのはやはりモダニズムであり、それはスタイルではない。しかしそんなことと関係なく室伏次郎が面白かったし、富永譲が思いの外坂本一成と似た思考をしていて、70年代を感じる。時代状況としては今の中国や上手くいった場合10年後の日本も近い建築的な状況を迎えられるかもしれないとぼんやり思う。2020/12/16

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