江戸吉原の経営学

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江戸吉原の経営学

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  • サイズ A5判/ページ数 372p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784305708922
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C0091

内容説明

多様な文化を内包する江戸の遊里・吉原。本書は従来の研究が進められてきた文化的側面を俯瞰しつつ、寺社や関係者子孫に伝わる一次資料、妓楼・遊女の情報を伝える当時の案内書『吉原細見』、遊女絵から読み取れる「紋」などの情報から経営面を実証的に検証。妓楼の経営者たちや経営実態、遊女のマネジメント、経営戦略などを読み解いていく。図版多数掲載!

目次

第1部 新しいビジネス・チャンスを求めて(吉原を席捲する尾張の経営者たち;妓楼の経営実態と営業戦略―和泉屋平左衛門を例として;妓楼の危機管理―安政大地震、幕末の混乱)
第2部 浮世絵から探る妓楼の経営戦略と文化ネットワーク(妓楼の営業政策―「契情道中双〓(ろく)見立よしはら五十三対」の初板と後板の開板年を手がかりに
妓楼の人事政策―紋から読み解く
江戸の音曲ネットワーク・システムを回した男―山彦新次郎)

著者等紹介

日比谷孟俊[ヒビヤタケトシ]
1945年生まれ。1971年慶應義塾大学大学院応用化学専攻修士課程修了。工学博士、博士(文学)。日本電気株式会社基礎研究所主席研究員、首都大学東京システムデザイン学部教授、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授を経て、慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究所顧問。実践女子大学研究推進機構研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

江戸吉原に新たなビジネス・チャンスを求めて──



多様な文化を内包する江戸の遊里・吉原。

本書は従来の研究が進められてきた文化的側面を俯瞰しつつ、寺社や関係者子孫に伝わる一次資料、妓楼・遊女の情報を伝える当時の案内書『吉原細見』、遊女絵から読み取れる「紋」などの情報から経営面を実証的に検証。

妓楼の経営者たちや経営実態、遊女のマネジメント、経営戦略などを読み解いていく。



図版多数掲載!

はじめに─吉原の経営と文化をみると何がわかるのか



第一部 新しいビジネス・チャンスを求めて



第一章 吉原を席捲する尾張の経営者たち



一 吉原のはじまり

二 尾張出身者に関する沢田の先駆的研究

三 光明寺資料の調査

四 元禄『絵入大画図』との比較

五 尾張出身の妓楼経営者たち

六 岩屋寺香炉の寄進者の検証

七 常滑の東光寺で新たに発見された見番大黒屋の記録

八 尾張出身者が吉原に進出した理由

九 浮世絵にみる吉原の尾張コミュニティ

十 おわりに



コラム(1)『嫦娥農色児』



第二章 妓楼の経営実態と営業戦略─和泉屋平左衛門を例として



一 妓楼和泉屋平左衛門のはじまり

二 妓楼和泉屋平左衛門の資本はどこから

三 浮世絵にみる妓楼和泉屋平左衛門の発展

四 和泉屋における遊女の心中事件

五 天保の改革と経営危機

六 妓楼における客寄せ─大黒屋文四郎の場合

七 和泉屋平左衛門と八代目市川団十郎

八 妓楼「鶴和泉屋清蔵」

九 和泉屋清蔵と遊女の文芸活動

十 おわりに



コラム(2)「吉原夜景」



第三章 妓楼の危機管理─安政大地震、幕末の混乱



一 安政大地震の被害状況

二 和泉屋における仮宅営業

三 仮宅場所と期間決定の経緯

四 仮宅場所「花川戸」の既得権

五 幕末から維新の混乱

六 芸娼妓解放令と和泉屋の転身

七 おわりに



コラム(3)吉原での遊び



第二部 浮世絵から探る妓楼の経営戦略と文化ネットワーク



第四章 妓楼の営業政策

─『契情道中双?見立よしはら五十三対』の初板と後板の開板年を手がかりに



一 はじめに

二 開板年を解き明かす研究手法の提案

三 「道中双?」の開板時期とその目的

四 「道中双?」の異板について

五 おわりに



コラム(4)津藤と山彦文次郎



第五章 妓楼の人事政策─紋から読み解く



一 はじめに

二 「和泉屋平左衛門仮宅之図」における紋の扱い

三 海老屋内「鴨緑」における紋の扱い

四 竹村伊勢の積み物が描かれた他の例

五 後板藍摺における紋の扱い

六 グループとしての同一紋の使用例

七 贔屓客の紋を描く絵

八 文政期遊女絵の特徴

九 おわりに



コラム(5)吉原は明るい所か暗い所か



第六章 江戸の音曲ネットワーク・システムを回した男─山彦新次郎



一 祭礼、歌舞伎、吉原俄─相互のかかわりと先行研究

二 吉原俄について

三 歌舞伎と吉原俄との関わり

四 山彦新次郎、文次郎父子と歌舞伎ならびに吉原俄

五 山彦父子と神田明神および山王権現祭礼

六 菅野序遊父子(山彦父子)と一中節

七 おわりに



あとがき

索引(書名・人名・事項・地名)

日比谷 孟俊[ヒビヤ タケトシ]
著・文・その他

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