内容説明
本書は、著者が約25年間の研究開発生活の中で感銘を受けた熱流体現象についての「考え方」を一つ一つ示しながら、熱流体工学の基礎全般を解説している。
目次
1章 単相熱流動(基礎方程式;層流と乱流;数値計算の基礎)
2章 二相熱流動(基礎関係式および定義;流動様式;圧力損失;ボイド率;二相流の分配;トップフラッディング)
3章 相変化現象(沸騰曲線と開始条件;核沸騰熱伝達;膜沸騰熱伝達;限界熱流束;フラッシング現象;排ガス潜熱回収)
著者等紹介
刑部真弘[オサカベマサヒロ]
1980年東京大学大学院工学系研究科修了。同年日本原子力研究所研究員。米国ロスアラモス国立研究所研究員などを経て1990年東京商船大学助教授。1999年東京商船大学教授。2003年東京海洋大学教授。工学博士。現在に至る
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