出版社内容情報

第24回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作!
都市伝説×どんでん返し!
顔にぽっかり穴のあいたバケモノが人を攫って、穴の中に吞み込んでしまう。バケモノの名は「アナヅラさま」。
――ある地方都市で女性が相次いで行方不明になるなか、そんな噂が囁かれるようになった。行方不明者の捜索依頼を受けた探偵・小鳥遊穂香は、都市伝説の裏に連続殺人鬼がいると睨み、調査を進めるが……。一方、「アナヅラさま」と呼ばれる一連の事件の犯人は、想定外の事態に陥っていた。
内容説明
顔にぽっかり穴の空いたバケモノが人を攫って、穴の中に呑み込んでしまう。バケモノの名は「アナヅラさま」。―ある地方都市で女性が相次いで行方不明になるなか、そんな噂が囁かれるようになった。行方不明者の捜索依頼を受けた探偵・小鳥遊穂香は、都市伝説の裏に連続殺人鬼がいると睨み、調査を進めるが…。一方、「アナヅラさま」と呼ばれる一連の事件の犯人は、想定外の事態に陥っていた。2026年第24回『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリ受賞作。
著者等紹介
四島祐之介[シシマユウノスケ]
1990年生まれ。栃木県宇都宮市出身。高校卒業後、声優養成所、ITエンジニアの職業訓練校に通う。雑誌・Web編集、広告代理店、ITエンジニアを経て、現在はフロントエンドエンジニアとしてWebサイトの制作・運用業務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
bunmei
119
このミス文庫グランプリ作品。シリアルキラーによる連続殺人ミステリーだが、そこに、アナヅラさまという、怪奇な都市伝説を絡めたホラー要素も加味した内容。本作では、殺した死体も遺留品も車に至るまでの全てを跡形もなく呑みこんでしまう底なしの大穴が、殺人魔であるアナヅラさまの強み。その大穴を利用して、アナヅラさまは傲慢で残虐、凌辱に塗れた犯行を繰り返し、若い女性を餌食として行く。終末に来て、著者の巧みなミスリードーによって、その犯人像が一気に覆され、ミステリーの醍醐味のどんでん返しへと繋がっていく展開は見事だ。 2026/02/24
ヒロ
101
ホラーとミステリーが上手く混ざって、怖くて面白いという感じでした。都市伝説が伝説ではなく実在していて、それを利用して犯罪を重ねるという胸クソな面もありつつ、主人公の穂花、仁や理子達の掛け合いは毎回どこかクスッと笑わせてくれて楽しかったです。そしてミステリーとしてやっぱり最後には驚かせてもらえたんで、全体的に満足出来た作品だと思います。2026/02/18
yukaring
85
不気味な都市伝説と女性の連続失踪事件。謎が謎を呼ぶノワールなホラーミステリ。長野で若い女性が次々と失踪。そんな時に囁かれる或る都市伝説『アナヅラさま』顔にポッカリ穴の空いた化物が人を拐って呑み込んでしまうと言う。行方不明者の捜索を依頼された探偵の小鳥遊穂香は裏に連続殺人鬼の存在を感じて失踪した女性の身辺を調べるうちに…。“探偵”のパートと気持ちの悪い“アナヅラさまの”パートが交互に語られリンクしていく展開が面白い。クセありの登場人物達に翻弄されるドタバタ感とグロテスクな“アナヅラさま”の正体が強烈だった。2026/02/16
yuuguren
53
「このミステリーがすごい!」は個人的には奇を衒い過ぎている作品が多い気がしてあまり好きではなかったが、本作は珍しく楽しめた。主人公の穂香は筋肉自慢で体が大きく喧嘩が強いところは「ババヤガの夜」の依子を彷彿とさせる。穂香にしろ未散にしろ過去が悲惨すぎる、そんな二人が偶然相対する確率は限りなくゼロに近いはず。2026/04/03
たかぃ
53
超ラィトぁぢ(´꒳`) ▼都市伝説に見立てた誘拐&死体遺棄のミステリに微ホラーぉ加味した本作。面白さゎ中並平凡。 ▼その割に読む手が止まらなぃのゎ、作中描写の全てにぉぃてストレスがなぃこと。約400頁に亘って理解できなぃことが1っもなぃ。犯人も探偵も警察も暴力団も感情も行動原理も人間関係も、ォチですら何ひとっ想像の域ぉ越さなぃ安定感。分かり易ぃェンタメこそ面白ぃんだ!って作者さんの意図ぉ感ぢる作品でした(´꒳`)b2026/02/14




