宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ<br> 復讐の泥沼

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宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
復讐の泥沼

  • くわがき あゆ【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299057587
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

30万部突破
『このミス』大賞・文庫グランプリ受賞作
『レモンと殺人鬼』
の著者が放つ新たな衝撃

企みに満ちた
戦慄のサイコサスペンス

彼を見殺しにした男達を私は許さない
純真な愛の果て!

(あらすじ)
古民家カフェの崩壊事故に巻き込まれ、一緒にいた盛岡颯一を喪った日羽光は、彼を見捨てた医療従事者らしき二人の男を探す。なぜ彼らは颯一を助けようとしなかったのか、問いたださねば気が済まなかったのだ。やがて光は男のひとりの身許を特定して接触を図るが、彼は突如として何者かに銃殺されてしまう。一方、もうひとりの男・薬師も光の行方を捜していた。戦慄のサイコサスペンス!

内容説明

古民家カフェの崩壊事故に巻き込まれ、一緒にいた盛岡颯一を喪った日羽光は、彼を見捨てた医療従事者らしき二人の男を捜していた。なぜ彼らは颯一を助けようとしなかったのか、問い質さねば気が済まなかったのだ。やがて光は男の一人の身許を特定して接触を図るが、彼は突如として何者かに銃殺されてしまう。一方、もう一人の男・薬師も光の行方を追っていた。戦慄のサイコサスペンス!

著者等紹介

くわがきあゆ[クワガキアユ]
1987年生まれ、京都府出身。京都府立大学卒業。第8回「暮らしの小説大賞」を受賞し、『焼けた釘』(産業編集センター)で2021年にデビュー。2022年、『レモンと殺人鬼』(宝島社)で第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

415
前作の継承路線であるのは間違いなく、後発な分、『レモンと殺人鬼』よりインパクトが薄まって感じる読者が多いのは否めないかなと思う。しかし、個人的には今作の光さんの清々しいほど徹底された行動力は、なんだか応援したくなってくるようなポジティブさを感じてしまって好きだったww もはや笑わそうとしてるのかというくらい、終盤で明かされるエピソードの数々が面白い。序盤は変に含みを持たせて読みづらくなってしまっている部分もあるけれど、それもつかの間で、300頁をサクッと読み終えることができる。2024/09/18

bunmei

184
『レモンと殺人鬼』の著者の新作。復讐心と狂気に満ちた企みが絡み合う中、人の強欲と傲慢によって絶望的な泥沼に引きずり込まれるサイコパスミステリー。全ての登場人物が、醜い心に闇を抱え、全く寄り添えない人物ばかり。特に、後半で明らかになる主人公・日羽光の猟奇的とも言える振る舞いには、戦慄を覚える。また、光と彼女の復讐相手となる薬師との視点を変えて展開することで、正反対なサイコパスな世界観が広がっていく面白さもある。虐待や貧困、臓器移植等の社会問題も加味して、人の深層心理を深く抉るサスペンスとして仕上げている。2024/08/28

hiace9000

134
冒頭「病的に粘着質で偏執狂の女が短絡的に目の前の事象に追い縋り復讐しようと迷走する」話かと思いきや、眼前で次々起こる悲劇の証人となり、そこからの二転三転はあえての「後出しジャンケン的」種明かし。これも今作に妙にマッチ。とにかく登場人物"悉皆サイコパス"。悲劇の主人公かに思われた女は、復讐の泥沼の底に潜むアリジゴク的とんだ疫病神。もはやサイコホラーの領域にツッコんでいます。中編文庫本ながら強烈な喉ごしの悪さは相当なインパクト。アクの強さがクセになる人、多分ありかと。主人公の名は、「光」。いやはやなんとも…。2024/09/25

のり

124
また新たな悪女が誕生した。その名は「日羽光」。悪意の欠片すら持ち合わせない天然悪。関わる者は次々と闇に飲み込まれ、生活を奪われる。あまりにも陰湿な追い込み方。理屈は通じない。歪んだ思考。野放しにしていては新たな犠牲者が生まれるだろう。誰か彼女を止めてくれ〜。2025/01/05

タイ子

114
いやいや、まともな人間はおらんのか?そんな登場人物たちが繰り広げる泥沼合戦。最初はなんて不幸な、恋人が事故に巻き込まれ死んでいくのを見守ることしかできなかった一人の気の毒な女性の話から。近くに医療関係者らしき男たちがいて助けを求めたにも関わらず手を差し伸べてもくれなかった。何で?それを問いただすために女性は男たちを探し始める。女性側から、男性側から展開するストーリーが思ってもみない方向へと読者を導く。それが何とも…。人間は本心をさらけ出した時、いつでも悪魔になれる。読むのが止まらない、何だこの世界観!2024/09/14

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