出版社内容情報
POSで売れ行きを判断している、営業報告は営業マンの感想や評論が中心、会議の意見は大半が否定的なもの…これでは、売るチャンスを逃すばかりです。具体的な仮説の立て方など、超過密市場を勝ち抜く手法を詳説。
内容説明
なぜ売れないのか?売れないのではなく、売れる機会を逃してはいませんか?なぜなら、生活も店頭もすでに商品でぎっしり…いろいろな販売データはあるが、どれも過去の数字にすぎない…明日の売れ筋が市場に落ちている、なんてことはないからです。明日の売れ筋は、自分でつくり出すしかありません。そして、この「明日の売れ筋」こそが、まさに「仮説」なのです。そんな仮説を、あなたはどれだけ豊富に持っているでしょうか?市場の声を浮き出させ、仮説を立てるためのヒントやノウハウ、心構えを紹介します。
目次
1 これまでのやり方では通用しない
2 どうすれば売れる機会を発見できるか
3 事実と意見をごちゃ混ぜにしていないか
4 事実だけを拾い集める―観察力を磨く
5 仮説づくりの極意
6 営業マンの意見は役に立たない?
7 事実を社内でどう活かすか
8 意見の連続から脱け出そう
9 営業マンが受信チャネル
著者等紹介
稲垣佳伸[イナガキヨシノブ]
1952年生まれ。早稲田大学商学部卒業後、流通関連の研究機関を経て(株)ドゥ・タンク・ダイナックス入社。新商品開発、マーケティング企画業務に従事する。1980年、(株)ドゥ・ハウスの設立に参画。24年にわたり、クチコミ・プロモーションと定性情報のマーケティング・リサーチへの活用を提案しつづける。現在は、(株)ドゥ・ハウス代表取締役社長
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