内容説明
1945年、三河地方を襲った大地震と激しい空襲 そして玉砕戦法―少年たちの夏休みは地獄になった。『ぼくらの七日間戦争』の著者が描く、愛と笑いと涙の感動作。
著者等紹介
宗田理[ソウダオサム]
1928年東京都生れ。1937年‐45年三河一色に暮らす。その後東京に戻り、日本大学芸術学部卒業。シナリオ制作、編集者などを経て、1979年作家としてデビュー。85年に刊行された『ぼくらの七日間戦争』は映画化され、中高生の圧倒的な人気を呼び大ベストセラーになる。「ぼくらシリーズ」は続行中。1972年‐90年まで豊橋市に住み、現在は東京在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーナ
1
「ぼくら」シリーズの宗田理さんの戦争時代の本。 昭和18年から敗戦の様相を見せはじめた。その頃の子供たちが描かれる。戦争によって人生が変わり、生きるのに精一杯の日々。それでも、その頃の少年たちの目は輝いていたと宗田さんは語る。「あの少年たちの友情は彼らが戦友であったからだ。友のために何かしなければ生きていけなかったからである」と。2021/04/01
Pechi Minato
1
「七日間戦争を読者に読んでほしい」との著者の希望。自分は「七日間戦争」シリーズはスムーズに読めなくて敬遠していた作者ですが、ほかの作者とお名前間違えてたこと申し訳なく思ってたら図書館で出会ってしまったご縁。 夏。戦争。三河地方の太平洋戦争中の数年の、資料・調査、そして聞き取りからの実録とも思える内容。読むべき本です、目を逸らさずに。 この本は2014年刊行。知らなかった、作者の戦争を伝える活動。十数年の出遅れだが、追ってみたい。2020/07/31
すばるM45
1
作者はシナリオライターで「ぼくらの七日間戦争」の作者らしいです。未読ですが(^^); お話の中にドラマ性が盛り込まれているわけでもなく「戦争はいかんよ〜!」って作品でした。2009/03/04
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