出版社内容情報
2025年に大阪・関西万博が開催されます。会場からほど近い大阪中心部、神戸周辺のインフラ整備が急激に進むなか、本書では地形、地名、鉄道、道路、歴史から大阪・神戸の歴史の謎をひもとくことで、街の成り立ちを再発見します。
内容説明
これまであまり光が当たることがなかった、大阪と神戸の「地形と歴史」の関係性。本書を片手に歩いてみれば、巨大都市が古代からどのように発展してきたのかがよくわかる。大阪の交通インフラがいまも「淀川基準」な理由も、神戸がハイカラな街なゆえんも地形が大きく関わっているのだ。本書に掲載の情報は、すべて調査員が現地に赴いて調べたものばかり。「ほんまに!?」と思う話が盛りだくさんです。
目次
第1章 大阪の歴史は淀川の歴史!変わり続ける淀川
第2章 地図と地形で謎を解く淀川さんぽ
第3章 地図と地形で謎を解く道頓堀川沿いさんぽ
第4章 地図と地形で謎を解く旧淀川沿いさんぽ
第5章 地図と地形で謎を解く神戸の歴史
第6章 地図と地形で謎を解く神戸・三ノ宮さんぽ
第7章 地図と地形で謎を解く神戸のふしぎ地名さんぽ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わ!
3
つい最近出版された本。いつもの様な内容かと思って読んだのだが、思いのほか面白かった。当たり前だが、情報が新しく、例えば門真市にある堤根神社の「茨田堤」跡は2012年の調査で、鎌倉時代の遺構だと認定された…と言う結果情報までが書かれていたりする。もちろん2025年予定の関西万国博覧会に関する情報などもあり、まさに最新の情報本と言う感じだ。ただ万博関連の情報の中には、2008年の大阪へのオリンピック誘致の話などもあり、夢洲・舞洲の歴史がわかる内容となっている。万博へ行った際に披露すると、ちょっと自慢出来るぞ!2024/04/12
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