特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来

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  • サイズ 46判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784299024367
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第20回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作は、現役弁理士が描く企業ミステリーです! 特許権をタテに企業から巨額の賠償金をせしめていた凄腕の女性弁理士・大鳳未来が、「特許侵害を警告された企業を守る」ことを専門とする特許法律事務所を立ち上げた。今回のクライアントは、映像技術の特許権侵害を警告され活動停止を迫られる人気VTuber・天ノ川トリィ。未来はさまざまな企業の思惑が絡んでいることに気付き、そして、いちかばちかの秘策に……!

内容説明

特許権を盾に企業から巨額の賠償金をふんだくっていた凄腕の女性弁理士・大鳳未来が、相方の弁護士と共に防衛専門の特許法律事務所を立ち上げた。今回のクライアントは、映像技術の特許権侵害を警告され、活動休止を迫られる人気VTuber・天ノ川トリィ。調査に乗り出した未来は、さまざまな企業の思惑が絡んでいることに気づき、いちかばちかの秘策に…!2022年第20回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。

著者等紹介

南原詠[ナンバラエイ]
1980年生まれ、東京都目黒区出身。東京工業大学大学院修士課程修了。元エンジニア。現在は企業内弁理士として勤務。第20回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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starbro

446
『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作を毎年楽しみにしています。弁理士は新鮮で主人公のキャラも好いですが、ミステリとしてはイマイチ、特許の勉強にはなりましたが・・・ YouTubeで天ノ川トリィを観てみたい。 https://tkj.jp/campaign/tokkyo/2022/02/23

W-G

397
特許関連の知識が0なので、無知ゆえの違和感なのか、それとも本当に変なのか、判然としない部分が多かった。既製品を用いた動画配信が製造元からクレームつけられる点はまだしも、ハナムラ製のスキャナでも代替可能と判った時点で、色々解決策がありそう。というか、そのスキャナ自体はOKなの?とか、わかりやすく書いてはくれているけれど、こちら側のリテラシーに問題がありすぎて、突っ込んでいいのか悪いのか、躊躇いながらモヤモヤと読み進めた。ジャンルとしてもキャラクター的にも、面白いのは確かなので、続編も読むかも。2023/02/09

bunmei

276
昨年の『元彼の遺言状』に続き、気の強い女性弁護士が活躍する『このミス大賞』作品。内容は、特許の実施権を巡る専門的な法律に基づいた駆け引き合戦。ミステリーというより、お仕事小説の色合いが強い。しかしVTuberというデジタルコンテンツを取りあげ、その撮影技術の特許を巡っての攻防というシチュエーションは、現代ミステリーらしさとも言える。物語は、敏腕弁理士・大鳳未来が、法律の隙間を掻い潜っての特許権争いの中で、警告を受けたクライアントの企業と人気VTuberを死守する為に東奔西走し、真実を明らかにしていく。 2022/03/31

うっちー

243
特許権とは新鮮ですが、シリーズ化でマンネリしてしまわないようお願いします2022/04/24

まちゃ

243
『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作ということで多少期待して読みました。特許紛争が題材というのは珍しかったです。内容は気軽に楽しめるものでした。次回作にも期待です。主人公は女性弁理士・大鳳未来。映像技術の特許権侵害を警告され活動停止の危機に陥った人気VTuber・天ノ川トリィの依頼で未来が紛争解決に奔走する。2022/02/25

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