出版社内容情報
現在、中国船が尖閣諸島の海域に毎日のように出没していますが、日本のマスコミはほとんど報道しません。さらに、尖閣諸島に進出するだけでなく、今年の4月には、宮古海峡を中国人民解放軍の空母が航行しています。そして、中国の潜水艦も日本が排他的経済水域と主張する海域まで進出しています。このように、中国船団はかなり頻繁に日本の排他的経済水域を航行しているのです。中国は、尖閣だけでなく、沖縄、そして日本を自らの領域にしようと虎視眈々と狙っています。本書では、そうした中国の動きとその狙いを徹底的に暴いていきます。
内容説明
ついに日本領海で警察権を行使した中国。テレビ・新聞では報じられていない尖閣最前線。
目次
第1章 中国公船に蹂躙される尖閣諸島
第2章 尖閣に進出する中国の狙い
第3章 ますます激しくなる中国の尖閣諸島をめぐる情報戦
第4章 政治工作に籠絡される官邸・自民党幹部
第5章 尖閣紛争勃発!なにが起こるのか
第6章 日本がこれからとるべき道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄人28号
13
☆☆☆ 尖閣諸島は我が国固有の領土であるが、その近海で中国公船が日本の漁船に警察権を行使している。尖閣の領有権を一方的に主張しているからである。それに対する我が国の対応が生ぬるい。このままではやがて尖閣諸島は完全に中国に奪われてしまう危機に瀕している。それを防ぐためには日本がどう行動すべきかということが論じられている。実態に即して、現実的な対応策が示してあるので示唆に富んだ書である。2020/12/16
カイト kaito
0
「はじめに」で書かれていたことで一気に引き込まれました。領土問題について根底から考えがくつがえされます。また、中国船が日本の海に入ってきてるというニュースはよく耳にしますが、それが何を意味するのか。そもそも、尖閣諸島について、どんな要求をしているのか。日本人としての気概をもたなければという思いになりました。2021/11/11
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