内容説明
日本は中国失速に安堵していないか?心配すべきは、むしろ日本だ。毎年約1200万人の若者が大学を卒業し、100兆円規模の経済拡大を続ける中国。資源や成長力を武器に米国、さらに欧州に接近するASEAN。「大中華経済」で足場を固めなければ、日本は取り残される。国際情報分析専門のストラテジストが道を示す。
目次
1 中国の現実に焦点を合わせる
2 知らぬ間に発展するチャイナ・アセアンの物流回廊
3 マクロ経済統計から見るチャイナ・アセアンの変化
4 チャイナ・アセアンで成長を遂げる企業に共通するダイナミズム
5 大中華経済圏で起こる「断片化」と「スキャッター化」
6 日本が生き残る道
著者等紹介
邉見伸弘[ヘンミノブヒロ]
ストラテジスト、経営戦略コンサルタント。モニターデロイトインスティチュート(MDI)ジャパンリーダー。デロイトトーマツコンサルティング合同会社執行役員・パートナー、チーフストラテジスト。国際協力銀行(JBIC)にて国際投融資(アジア地域及びプロジェクトファイナンス)、カントリーリスク分析、アジア債券市場育成構想等に従事。その後、A.T.カーニーを経てデロイトトーマツコンサルティングに参画。国際マクロ経済・金融知見を軸に、国際情勢分析やM&Aを専門とする。シナリオ及びビジョン策定、中期経営計画策定、M&A支援を中心に、業界横断、クロスボーダー案件を中心に活動。MDI創設後は、国際情勢分析/地政学と企業戦略を融合させたサービスを開発/多数実施。ハーバード・ビジネス・スクール(AMP)、仏ESCP-Business School(MBA)、慶應義塾大学卒(BA)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Emkay
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