日経ビジネス人文庫 いたいコンサルすごいコンサル―究極の参謀を見抜く「１０の質問」

長谷部 智也【著】

日経ＢＰ（2024/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 328p／高さ 15cm
• 商品コード 9784296120116
• NDC分類 336.83
• Cコード C0134

出版社内容情報

関係者蒼白、本当の実力がわかる攻略本
●業界構造に精通しているか
●すらすらと定石が出てくるか
●組織の空気感が分かるか――。

良い仕立てのスーツを身にまとい、話がやたらとうまく、年上に見られるように髭を生やし、「人間的な奥深さ」を演出するために、教養豊かであったりするコンサルタントには要注意！　業界事情を知り尽くした元コンサルタントが、コンサル選びの必勝ノウハウを公開する、コンサルタント志望者、クライアント必読の書。

内容説明

良い仕立てのスーツを身にまとい、話がやたらとうまく、年上に見られるように髭を生やし、「人間的な奥深さ」を演出するために、教養豊かであったりするコンサルタントには要注意！業界事情を知り尽くした元コンサルタントが、コンサル選びの必勝ノウハウを公開する、コンサルタント志望者、クライアント必読の書。

目次

序章　「第四世代」に突入したコンサルティング業界
いたいコンサル、すごいコンサルを見抜く「１０の質問」（わが社の属する業界の歴史と構造変化をどう見ていますか？；今回お願いするプロジェクトの最終提言の仮説は何ですか？；わが社の中期経営計画で鍵となる施策とその利益効果の根拠は何ですか？　ほか）
コンサルティング業界の内憂外患（成功する人、失敗する人；業界に長居しすぎると事業会社に受け入れられず？；入社試験は数字感覚とケーススタディ　ほか）
ＣＥＯに直言するプライマリー・カウンセラーとしての１０の規律（今日、連絡する１０名のエグゼクティブをリストアップして、連絡せよ；今日、連絡する１名のインフルエンサーを特定して、連絡せよ；翌月のビジネス・ディナーの予定を、今日１‐２件確定せよ　ほか）

著者等紹介

長谷部智也［ハセベトモヤ］
北海道札幌市生まれ。東京工業大学大学院修了、ミシガン大学ビジネススクール修了。三井住友銀行を経て、コンサルティング業界に転じ、Ａ．Ｔ．カーニー、ベイン・アンド・カンパニー、アクセンチュアで２０年以上に及ぶコンサルティングを経験。事業会社役員としても、国内大手総合アパレルの株式会社ＴＳＩホールディングス上席執行役員、マスターカード日本地区上席副社長兼営業統括責任者を歴任。現在三井住友銀行経営企画部役員補佐（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[ｙｕｋｉ]

好き嫌いが分かれるタイトルだが内容は結構充実していた。「プロフィットプール」「KPI」「定石・フレームワーク」といった項目は基本的な事項を押さえつつ、実際に役立つ考え方が紹介されている。実際にコンサルと接すると確かに著者の言う通りであると納得する部分も多い。

2024/06/29

[静岡茶]

2016年発刊本を文庫化したもの。著者が憂いているコンサルの質低下は、2024年現在も状況は変わっておらず悪化する一方か。 事例が多く、コンサルの適性度や、仕事イメージをつかむにはもってこいな本だと思われる。

2024/10/05

[ikuyack]

KPIに現場のアクション数を重視するというのは納得。 明日の朝から自社の現場が実行に移せる意味あるアクションかどうか 、すなわち戦略は実行可能なアクションの集合体でなければならない、 現場に行動の変化が怒らなければ財務的成果はでない、など数値を追うのには、どう行動すればいいのかも明確にしたいと思った。 「愚直な行動」をやり続けることは大事ですね。

2024/07/12