AIの時代に頭がよくなる人悪くなる人

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AIの時代に頭がよくなる人悪くなる人

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296002702
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

【絶賛の声、続々!】
落合陽一氏
人間として面白くなることを目指してください

オードリー・タン氏
データは土壌。そこで育てるものが、私たち自身を決める

★考えることを放棄しない人が活躍する
★選んでいるつもりで選ばされている時代に
★あなたの価値は、PCの前以外でどんな経験をしたか

・AIの出現で、仕事ができる人がよりできるようになる未来がくるだけ
・インプットはAI、アウトプットは自分で
・自分の言葉や判断に自信が持てない人が増える時代に

AIの出現により、すべての人の頭がよくなるわけではありません。たとえば、AIに聞くことばかりしていると、ただ依存してしまって、反対に、知性が退化してしまう人も増える未来がくるでしょう。
価値が上がる人はますます上がり、下がる人は自分のを損なってしまうーー。そういう未来が待っています。

では、私たちはどうすればいいでしょうか。
「情報を得ることはAIに任せ、アウトプットは自分がする」
「結局、AIの前以外でやる経験がいちばん大切になる」
「感情をより動かせる人が勝利する」
など、どうすればいいのかをこの本ではお伝えします。


【目次】

はじめに 思いもよらない「差」が起こる世界の到来

第1章 AIは、今どの段階か
・AIはどこまで進化するのか
・日本はそもそもAIの導入が遅れているけれど、将来必ずくる
・AIエージェントが普通になった世界を想像してみよう
・自分のメモや記録を「AIが読み込みやすい形」で残せるかが重要になる
・本当に自分の考え? 「選んでいるつもりが、選ばされているリスク

第2章 人が打たれ弱くなる世界―― AIが変える仕事・生活・学び
・まずAIが「これは重要だ」と認識した情報しか人間に届かなくなる
・人が受け身になり、「同じ考えの人」と「そうではない人」の分断が深まる
・便利さと引き換えに、私たちは「自分で選ぶ自由」を少しずつ手放している
・「身体性」を伴う仕事の価値がどんどん上がっていく
・身体を使って身につけた力が重要になる

第3章 今までに人間が経験したことのないリスクが出てくる
・AIも保身のためにウソをつく
・AIの世界ではリーマン・ショック並みの複雑な構造がそこかしこでできる
・AIがある世界で起こりうるのは、「より速く、より複雑な崩壊」
・格差は広がる
・AIがあると、人は打たれ弱くなる

第4章 AIの出現により、価値が上がる人、下がる人
・ロボットができると、ドラえもんの世界がやってくる
・AIがもたらすディストピアを回避することはできる
・筋肉(1) 対話する力を鍛えよう
・筋肉(2) 問いを立てる力を鍛える
・筋肉(3) 偏りを活かす力を鍛える
・筋肉(4) 美意識(感動する力)を鍛える──AIには代わりにやってもらえない
・筋肉(5) 「批判する」力を鍛える──学力の高い人ほど、AIをうまく使いこなせるという現実
・人間の直感には価値がある

内容説明

あなたの価値は、PCの前以外でどんな経験をしたか。

目次

第1章 AIは、今どの段階か(「AIファーストの会社になります」―DeNA南場智子さんの宣言;なぜAIは「急に」賢くなったのか ほか)
第2章 人が打たれ弱くなる世界―AIが変える仕事・生活・学び(大量の資料をすべてAIに分析させ、人間はそこから考えだす時代の到来;まずAIが「これは重要だ」と認識した情報しか人間に届かなくなる ほか)
第3章 今までに人間が経験したことのないリスクが出てくる(庭師と植物―人間よりも賢くなったAIとは、逆転した関係になるのか;AIが人間に対してウソをついた―「アライメント・フェイキング」の衝撃 ほか)
第4章 AIの出現により、価値が上がる人、下がる人(AIにロボットの体を与えると、教えていないのに人間らしい動きをした;心は、体を抜きにしては存在できない ほか)

著者等紹介

岡瑞起[オカミズキ]
博士(工学)。千葉工業大学大学院デザイン&サイエンス研究科教授。Artificial Life Institute(人工生命国際研究機構)創設者・代表理事。専門は人工生命、AI、複雑系科学。生命のように自ら進化していくAIシステムの研究を中心に、AIと人間が共に学び合う「Symbiotic Alignment」と、目標に縛られないAIの探究プロセスを研究する「Open‐endedness」の研究を進めている。世界各地のAI研究者・開発者と対話を重ね、AIが人間の知性をどう変えていくのか、AI時代に人間はどう生きるべきかを、研究と現場の両方から日々考え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅり

41
【AIの時代に頭がよくなる人】意志を持ってAIを使い,AIの回答をそのまま受け入れるのではなく,自分でも考え,疑い,問い直せる人。AIを便利な道具として活用しながらも,最終的な判断は自分で行う姿勢が重要。【AIの時代に頭が悪くなる人】AIを盲目的に使い,自分で考えることをせず,AIの回答をそのまま鵜呑みにしてしまう受け身の姿勢の人。AIに任せることが当たり前になると,自分の言葉で考えたり判断したりする力が弱くなる。2026/07/16

とも

20
AI研究者による、2026年6月時点でのAIの現在地とパースペクティブ、人間はどう対応していくべきかが語られた本。 いやあ、昔読んだSFの世界はもうそこまで来ているという所感。本書でも語られるチェスや囲碁での人間vsAI。勝利したAIはその後短期間で人間を突き放し、もはや背中も見えない。それがほかの分野でも起きている。 最終章では、人間が鍛えるべき力が示される。「偏り」が武器になり、そこに勝ち筋があるというのは面白い着眼点。AI時代を高い解像度で捉えるための書として価値が高い一冊。2026/07/05

coldsurgeon

9
AI時代では、自分の問いを持ち、自分の身体で感じ、自分の偏りを大切にする人が、強くなっていくという。AIの急激な進歩は、それへの依存・中毒性が危惧され、人によってはAIを避けることがある。AIがシンギュラリティを超えるのは、それほど遠い未来ではないので、AIと共に生きることを考えていったほうがよい。そのために、対話する力、問いを立てる力、思考の偏りを活かす力、感動する力、批判する力を、鍛えたほうがよい。「非効率」に価値が生まれるかもしれない。日常を見つめなおす機会になった。2026/08/28

shin_ash

7
著者は「人工知能」の研究者ということだが、業界からのポジションによるAI礼賛ではなく、ユーザー側に求められる素養についてまとめている。コツ(?)として、FBを返す対話力(閉じること)、問いを立てること、偏りを認めること、美意識で直感を鍛えること、批判的であることをあげてるが、要は「身体性に基づく経験」と「経験や感覚や思考の言語化」を鍛えようという話だ。そこは全くその通りである。一方これは現代のAIが検討を放棄した「記号接地問題(意味の問題)」と「フレーム問題(文脈の問題)」がユーザーである人間の問題になっ2026/07/04

りんだ

6
落合陽一が本書に対して「人間として面白くなることを目指してください」とあったが、一言で言うとそういう事が本書の主張だと理解した。AIによって頭悪くなる(認知的オフロード)のはもう明白なので、「偏りのある独自の身体性を伴った経験」が自分の価値になる。肌感では分かる。平均に回帰するからねーAIのアウトプットは。ファインチューニングするにしてもどうやるかが大事で、自分の経験をもったファインチューニングができると自分の価値をAIが爆増させてくれるのかも。あとは色んな人の経験にも触れよう。2026/08/09

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