感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆまゆ
11
判断が難しい問題に対して、考え方を単純化して答えを急ごうとせずに曖昧な状況に耐えることで、かえって良い答えが見つかることを社会心理学の考え方をもとに紹介していく内容。人は直感と論理で考えるが、様々なバイアスによって心が乱され、正しく思考できないことが多い。そういった揺れる心に気づいて立ち止まって考え直すことが肝心である。2025/06/10
ソーシャ
9
社会心理学者の著者が、二重過程理論を「せっかちモード」「じっくりモード」として、社会心理学的な考え方とその効用を著者の個人的な経験や思いも交えつつ書いた一冊。社会心理学の知識も紹介されていますが、実際に適用する際の注意点や知見についてのlimitationについても触れられているあたり誠実な研究者だと感じます。あと、「多元的無知」という用語はわかりにくいと思っているのが、わたしだけじゃないんだということを知って、嬉しかったです。2025/04/13
septiembre
2
無意識に沸き起こる「答えを急ぎたい」衝動とどう付き合っていくか(表紙扉より)正解がない事象が多く、今はこれが正解でも状況が変われば正解も変わってしまう。それでも正解(答え)を求めてしまう。あいまいにすることのメリットを「ファスト&スロー」を絡めながら紹介している。最終的に「賛成ではないけど受け入れる」ことができればあいまいさに付き合っていけるヒントになると書かれていた。面倒だから先送りにするということではなく、急いで答えを出すものと出さぬものに振り分けて、あいまいを受け入れることができるようになりたい。2025/03/30
n-shun1
1
社会心理学入門。カバーのタイトル文字は「答えを急がない方がうまくいく」が大きいので,決断を先送りする仕事術?の本と思ってしまう。このように早とちりして,教示文を読み飛ばすこと(satisfice)もネタに入っている。ぱっと見で判断する思考の結果である。早い思考と遅い思考,曖昧さ耐性,だけでなく人間行動のあるあるが読みやすい文章で構成されている。教科書的な本ではないので,心理学に興味を持った大人や高校生の1冊目としてもおすすめ。というコメントを吟味するかといったら,そうでもない。吟味は面倒だもの。私は愚か。2025/10/07
らじゅう
1
グッと来た。 「あいまいさが、少しでも晴れると楽しいし、晴らそうとするプロセスのなかにも楽しみはある」 ●せっかちモード、じっくりモード ●認知資源 ●誰もがあいまいであることに耐えられない性質を持っている ●認知バイアスを受け入れ「ああ、人間ってそういくところあるよな」2025/03/30
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