出版社内容情報
変化の激しい時代の経営戦略として、オープンイノベーションがあらためて注目されています。オープンイ
ノベーションとは、社内外の知恵を結集し、ビジネスモデル化して、新規事業・新製品を収益化することを目
的としています。このようなイノベーションを起こすために、M&Aや産学連携などがありますが、これらの
手法はすべてオープンイノベーションの範疇になります。本書は、最新事例を踏まえて、実態がつかみづら
かった概要を実務者向けにまとめたものです。
内容説明
事業課題の解決と新たなビジネスの創出。環境変化が激しいなか、1社単独で事業推進・拡張を続けるには限界があり複数社の連携を通じた事業開発が模索されている。プロジェクトの枠を超え、事業化を見据えた取り組みを進めるための実践的なガイド。
目次
1 はじめに
2 オープンイノベーションの基礎知識
3 オープンイノベーションを始める前の準備
4 オープンイノベーションの推進体制づくり
5 パートナーシップの探索と選定
6 契約と知的財産管理の実務
7 プロジェクト運営と推進のポイント
8 オープンイノベーションを成功させる組織文化と人材育成
9 評価と振り返り―PDCAサイクルの実践
10 実践事例とベストプラクティス―事例から学ぶオープンイノベーション
11 おわりに
著者等紹介
成富一仁[ナリトミカズト]
一般社団法人日本オープンイノベーション研究会代表理事。メーカーの技術職、経営支援団体、DXコンサルティングファームを経て、2021年よりeiiconに参画。主に製造業の経営課題解決に資する情報提供や教育プログラムの設計・運営に携わる。アメリカ、中国、ドイツ、イスラエルなど、海外の先進事例を継続的に調査し、その知見を国内企業の戦略立案・意思決定に反映。またeiicon参画後は自治体や大手企業のオープンイノベーション企画・実行を一貫して支援してきた。多様な業界・セクターと協働し、本質的な共創を推進してきた経験を基盤に、一般社団法人日本オープンイノベーション研究会を設立し、代表理事に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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