内容説明
地名から探る江戸の真実。東京の地名は有名なわりに語源が不明なものが多い。解釈不能で放置された地名も数多あり、既成の知識では真実にたどりつけない。本書はこれまでの江戸の知識をいったん白紙に戻し、あらためて注意深く観察することで、東京の過去に消えてしまった江戸地名を探求する。先行の研究書をはじめ世界史、人類学、宗教史など、多彩なジャンルを参考に解いた、江戸の正体はいかに?
目次
第1章 地名に刻まれた武士たちの悲哀
第2章 庶民の息づかいが聞こえる町
第3章 艶めく女性たちの足跡
第4章 偉人と異人が遺したオーパーツ
第5章 ここも江戸の町
第6章 浅草の秘密
第7章 将軍のいる江戸
著者等紹介
古川愛哲[フルカワアイテツ]
作家・コラムニスト。1949年、神奈川県に生まれる。日本大学芸術学部映画学科で映画理論を専攻。放送作家を経て、『やじうま大百科』(角川文庫)で雑学家に。東西の歴史や民俗学をはじめとする人文科学から科学技術史まで、幅広い好奇心を持ちながら「人間と歴史」を追求(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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