内容説明
時、遙かむかし。若い一頭の龍と幼い比売が出会った。桜の花見の頃、比売は龍に嫉妬した若者に命を奪われる。龍はふじ姫として生まれ変わった比売と戦国の世で再会し、友情を深めていく。瀬戸内海に伝わる伝記をもとに構成されたファンタジー小説。龍と人の交流を通じ、人の業の深さを語っていく。永遠に忘れらない想いを抱え龍と比売は眠りにつく…。
著者等紹介
中田敏英[ナカタトシヒデ]
1947年兵庫県生まれ。古代、神道研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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