内容説明
本当にあった驚きと感動の身近なハプニング!現場に居合わせた街角記者32人の仰天リポート。
目次
朋友、朋友。(最優秀賞・山鹿翠)
いれば(優秀賞・五十嵐文秋)
走れ、栄光のナンバーワンを目指して!(優秀賞・甘利康文)
おじいちゃんちの庭(優秀賞・熊谷勲)
サカタさんのこと(優秀賞・白井塔子)
一人旅した父の入れ歯(優秀賞・すももやま)
あたたかい雨(佳作・れいとうわんこ)
バスの思い出(佳作・原三枝子)
船は遅か―壱岐・博多航路の中で(佳作・原和義)
小さな足音(佳作・五味圭子)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやか
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0時35分読了。リサイクル図書。ひとりの人間が人生をおくるにあたってはほんとうに大小たくさんの出来事があるのだな、と感じた。いっしょに暮らしているどうぶつがちょっと脱走した、とか、おばあちゃんが老人ホームからいなくなっちゃった、とかは刑事的意味での事件ではないが、当事者にとってはたいそうたいへんなことで、そういった「事件」のあらましやそのときの心情などが文章によって記録され、共有されているのは、なんというか、「よい」とおもう。独立した書き手によりばらばらに書かれている「事件」は日常の連作のようにもみえた。2012/10/25
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