出版社内容情報
20歳の茉莉は、数万人に1人という不治の病にかかり、余命10年であることを知る。きっと何かをはじめても志半ばであきらめなくてはならない。だから、恋はしないと決めていたが……。大反響を呼んだラブストーリーを、単行本の発売当初のデザインを受け継いで、ファン必携の愛蔵版「memorial edition」としてお届けします。
内容説明
君と出会って、この世界が愛おしくなった。あと10年しか生きられないとしたら、あなたは何をしますか。
著者等紹介
小坂流加[コサカルカ]
静岡県三島市出身。第3回講談社ティーンズハート大賞で期待賞を受賞。2017年2月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うっちー
55
小坂さんが、この小説を書けることが、感動です2022/08/22
チサエ
8
#余命10年 メモリアルエディションでは初読み。恋をしないと決めていても避けられなかった出会い、運命といえば陳腐か。それぞれに行き着く先は、ありのままの、あるがままの幸せなのだろう。映画のストーリーも好きだけど、この原作もとても好きです。2022/03/18
セレーナ
7
作者を自己投影した作品。あと10年以内に死ぬと分かっていて、前向きに生きるのは難しい。愛してくれる人がいたら、私なら甘えたい。切ってしまった方が相手の為だと思いつつ、甘えてしまうと思う。正解はないと思う。2022/08/21
reimon
3
余命宣告されたもののリアルを感じさせる。彼女の苦悩が胸に響く。2024/10/29
あやこんぶ
3
わたしなんか失敗だらけの人生だよ。あっちもダメ、こっちもダメ、お姉ちゃんと比べられて、お姉ちゃんに負け続けて、悔しいのに悔しいとも言えなかった。でも人生なんかそういうものじゃない?ダメダメでもどっかになんかあって、全然ダメな時でも必ずなんかあって、不幸まみれの中にたまに幸せがあったりするからいいんじゃないの?2022/12/14
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