感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MK41
2
戦国日本恐るべし。 鉄砲伝来〜江戸幕府の鎖国政策まで外交政策について考えた本。自身も何故、大航海時代の東南アジアが植民地になる中、日本は同様の道を辿らなかったのか疑問があり本書に興味。 宣教師は布教以外に侵略と商売で資源を分捕る先遣者とは思っていたが、ポルトガルなどに海外に奴隷売買されていたのは実態には驚き。 ・鉄砲伝来から数年で自国生産を実現した技術力 ・戦国期の動乱で鍛えらた対外政策の手腕と洞察力 ・戦の際の勇敢さ 当時のヨーロッパが他国との違いと脅威に感じた中世〜近世の日本の状況が読み取れた。 2019/08/29
こっこ
1
★★★☆☆ kindle unlimited. 目から鱗。確かに「鎖国」にはネガティブな印象を持っていたが、それは為政者のみならず「日本」にとって植民地化を避けるための必要な処置なのであったと。2023/08/01
kos_sori
0
鎖国と習った世代だけど、植民地にならなくて良かったな。カステラとか美味しいものを売りに来てたんじゃないんかい。奴隷として海外に連れて行かれた人達はその後どうなったのだろう。今でも、飛行機でヨーロッパに行くのもかなり遠くて大変なのに、船なんかでよく日本に来る気になるな。それにしても、キリスト教は意外と人気があったのか。何でだ。2023/10/04