内容説明
大学生のソウスケは天才的な球体間接人形作家。こだわりぬいた作品は妖しい魅力に満ちていた。ところがある日、恋人のヒヨリを展示会に連れていったことから、狂気に満ちた連続殺人事件が幕を開けた。犯人は、親交のある人形作家か狂信的なファンか―。真犯人を追ううち、人形を愛する人たちの狂気の世界に呑みこまれ、ソウスケのすぐ近くまで魔の手が迫る。
著者等紹介
二宮敦人[ニノミヤアツト]
1985年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。WEB上で発表していた作品が大反響となり、2009年『!(ビックリマーク)』でデビュー。今もっとも注目される新世代ホラー作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
19
天才的な球体関節人形作成者、ソウスケ。大学一年生。彼女はヒヨリという女の子だ。創作に打ち込みつつ、ヒヨリを人形作家のグループに連れて行ってから、周囲におかしな事がおき始める。他の人形作家の人形や、宗介の作品が、バラバラになって見つかるのだ。更に、ソウスケに誘惑をかけてくるマアヤ、人形と共にバラバラに殺されたグループのメンバー。不穏な事態が続いていく。相変わらず、読者を狂気に貶め用途する結末…2019/09/21
芍薬
16
球体関節人形大好きの私には興味深い一冊。同じ物を好きだと集まっていたとしても同じ目的とは限らない人々のお話。2013/08/22
来未
14
関節球体人形作家のソウスケ。人間と瓜二つの人形を作り出す人々が集う人形会で起こる不可解かつグロテスクな事件。人間と人形の境目を踏まえつつも、その区別がつかなくなった人々の末路とは…人形に傾倒し、道を踏み外すそんな姿は、「狂気」としか言いようがない。登場人物のソウスケ、ユカリ、キョウコ、コウタロウ、人形会の主宰のチヒロ、サアヤ、ソウスケの彼女ミヒロ…キョウコの弟タク…狂気に満ちた犯人は誰なのか?自分は人間なのか?それとも人形なのか?そんな疑問が佳境になればなるほど溢れてくる。久々のホラー小説でした。2024/09/08
のりすけ
14
うん、君がアレでコレでないことは早々に予想がついたよ~。後半の「なんでもええからKILLしちゃえ」展開は少々無理があるんじゃ……。美容院でカラーしてもらってる間に読むにはちょうど良かった。全然怖くないし驚愕の展開でもないしという作品。読者のターゲットはどこら辺なんやろう。とりあえずオバハンでないことはわかってる。2021/12/11
キムチ猫屋
10
なんとも不気味なソウスケ、始めから違和感だらけ。ちょっと読むのもしんどいくらい。人形は人間か?どうしてこんなに狂っていくのか?騙されたことに気づいたときは驚きだったけど、読み返すほどでは無い。そう、あまり筋は掴めなかったのだ。少し残念😢2026/01/10




