内容説明
望まれなかった誕生、貧しい幼少期、つらい奉公の日々。しかし浪子は母の深い愛情と周囲の人々の支えを受けて、明るくたくましく、人生の荒波を乗り越えていく―。大正生まれの著者が波乱に満ちた娘時代を軽妙な筆致で綴った、珠玉の回想記。
目次
第1章 波乱に富んだ幼少期(私の誕生秘話;山村の貧しい生活;幼い私とたかの姉ちゃん ほか)
第2章 つらい奉公の日々(医院での“女中奉公”の始まり;奉公の条件;父親という認識 ほか)
第3章 戦中と戦後まもなくの生活(たかの姉ちゃんとの再会;たかの姉ちゃんの赤ちゃん;軍需工場で働き始める ほか)
著者等紹介
原浪子[ハラナミコ]
1921年8月21日生まれ。岐阜県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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