内容説明
かつて東京は農業生産の拠点だった。はたしてその面影はあるのだろうか?わずかな情報を頼りにたどり着いた田んぼや畠は、往時を偲ぶ郷愁に満ちた光景でもなく、廃れた風景でもなかった。それは、そこに関わる人々の思いの詰まった、かけがえのない―「農」の現実だった。都市に息づく農業の姿を求めて歩き、そこで出会った東京23区のもう一つの姿に迫る写真集。
著者等紹介
高橋淳子[タカハシジュンコ]
1947年山形県生まれ。5歳の時上京。独身時代の20年間を下町で過ごす。演歌歌手として地方回りを経験後OLに転向、三菱商事、松下電工に勤務。結婚後、自宅、手芸店等にて編み物講師を10年間続ける。1994年絵画の勉強に使いたいと、一眼レフカメラを購入、写真の魅力にとりつかれる。2002年ライフワークとして日本の「農」を撮り始めフリーの写真家となる。1996年千葉県勤労者美術展労働大臣賞、2000年全国公募団体三軌展三軌会賞。他入賞入選多数。社団法人日本写真家協会(JPS)会員、社団法人日本写真協会(PSJ)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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