数学者・宇野利雄との約束

数学者・宇野利雄との約束

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784286026534
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

言うことが新しすぎて理解者の少なかった父、学会ではアウトサイダー的な存在だった父、その半面、非常に温厚な紳士で多くの後進を育て、慕われた父。名誉栄達にはまったく無頓着で、研究・学問には厳しく、ために孤独感も味わっていた―しかしその生涯は、かくも幸福な学究の徒であった。

目次

第1章 「開校以来の秀才」と呼ばれて―旧制一高、東京帝国大学時代
第2章 初めての教鞭と博士号取得―東京高等商船学校時代
第3章 戦中戦後の混乱の中で―京城帝国大学時代
第4章 子女の教育に情熱を傾ける―都立女子専門学校・東京都立大学時代
第5章 日大にコンピュータを導入―日本大学時代
終章 萩の里に眠る―晩年の日々、そして永眠

著者等紹介

宇野一郎[ウノイチロウ]
昭和6年4月宇野利雄の長男として東京都渋谷区・恵比寿に生まれる。昭和33年3月東京農工大学農学部学士卒業。昭和33年5月厚生省国立公園部入省。昭和49年7月環境庁発足と同時に環境庁に出向。環境調査官、山形県庁・宮城県庁・現地国立公園等勤務を経て、昭和61年5月退官。昭和61年6月日本重化学工業(株)地熱事業部入社。平成8年4月退職。平成8年5月(財)自然環境研究センター入社。平成13年4月退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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