新潮文庫<br> 花探し

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新潮文庫
花探し

  • 林 真理子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101191201
  • Cコード C0193

内容説明

舞衣子は、不動産王に磨き上げられた愛人のプロ。美しく洗練された容姿を高級ブランドに包み、ベッドではテクニックの限りをつくす。が、最近は、新しいパトロンとの関係にも翳りが…。舞衣子は密かに決意する。「いいわ。次の男は私が選ぶ」弁護士、名家の御曹司、流行作家―その「男」は誰か。一流レストランで、秘密の館で、ホテルのベッドで繰り広げられる、官能と欲望の祝宴。

著者等紹介

林真理子[ハヤシマリコ]
1954(昭和29)年、山梨県生れ。’82年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が大ベストセラーになる。’86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞を、’95(平成7)年『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞を、’98年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞を受賞
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐーたら

26
完璧な美貌の自分にどれだけお金を賭けてくれるかで誠意と愛情を測るプロの愛人として生きていく女の話。当時もだが、今だって美女を囲いたいお金持ちの男達がいるし、パトロンがほしい女達がいるわけで。、お互いが良いならいいのでは(^-^;?美貌がいつまでも続くわけでもなく切られたら生活の保証はない。いつだって崖っぷち。バレそうになったら切る妻子持ち男が一番ずるい。でも知ってて愛人やってるから、、お互い様か(・_・)相変わらず林さんの作品ものすごいバブル臭。主人公のこれからはどうあれ華やかな気分になった(o^O^o)2016/09/22

ロイヤルミルクティ

13
全く別の世界のお話でした。出てくるお店はいくつか思い当たりましたが。綺麗事を言うつもりはないけれど、まいこが可哀想に思えてしまう。林真理子の世界を楽しみました。2013/06/03

わむう

10
バブル時代を書かせたらピカ一の林さん。最後までおもしろかった!愛人を職業とする舞衣子。虚栄心が強く、若く美しい自分の価値は何よりも高く、金や宝石を贈ることが真の男の愛情、誠意と疑わない。けど、若くて綺麗な子はどんどん出てくるだろうし、自活できない舞衣子の将来はどうなるんだろう。うまく玉の輿にのるんだろうか。舞衣子の生き方に賛否両論あるんだろうけど女として、人生の一時でも美しさを讃えられ男の力で豪奢な生活ができるってのも女冥利につきますね。2015/07/19

あここ

9
うち以外の世間の女はこんなに努力してるんやろうか。林さんの話に出てくる女の人は磨いて磨いて着飾ってる印象。全然嫌な感じではないんやけど、のんべんだらりと過ごしてる自分としては同じ女とは思えへん。もしかしてうちは女じゃないのか(笑)貢がせるためにキレイになる。常に冷静に自分も相手も見てる。職業みたいなもんやなぁ。お金を使わん男はいらん、徹底しててええんちゃうやろか。お金貰ってたら立場弱なりそうで嫌やなぁ。男切れたら生活できひんようなるのも困るし。心配せんでも無理やけど(笑)舞衣子はいつまで渡り歩けるか・・2017/08/23

ばさし

9
本当に貴いものに値段はつけられない。値がつくものは値がつけられる程度の価値でしかないのだ。 男を見つければあくせくと金銭に換算して計算し、自分にどれだけ高価なもの(ブランド品やら)を買ってくれたかで相手を計ろうとする。その金額が高ければ高い方がいいと信じてる舞衣子は、値札がないものこそ手に入らない圧倒的高価なものということにいつか気がつく時が来るのだろうか。そう遠くない先の破滅の足音が聴こえないほどに即物的なものに溺れる愚かさ。女を武器にするのは才能も知性もない者だけという中村うさぎの解説がぴりっとする。2013/08/08

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