内容説明
大学時代を過ごしたかつての東京の面影に現在を重ね、街を彷徨う男。老いに向かってゆくいま、希望とは?を問いかける『トーキョー・ストーリー』。終わらないのは無論、青春というヌカルミである。絡まったのはわたしであり、あなたかもしれない。脱出にもがく遠い日の記憶、『終わらない夏』。団塊世代の哀愁を滲ませた短編小説。
著者等紹介
土方文英[ヒジカタフミヒデ]
1951年、福岡県生まれ。大学で政治学を専攻。金融機関に勤務後、ボランティア活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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