内容説明
家族への深い愛情と音楽への情熱を胸に秘め、「今、ソステヌートに」生きる。激動の戦前、戦後を歩んだ波瀾万丈の人間ドラマ。
目次
序 芝高輪南町
1章 茅ケ崎の別荘
2章 ローラー・ピアノ
3章 出陣学徒壮行会
4章 海軍予備学生
5章 川棚臨時魚雷艇訓練所
6章 館山魚雷艇基地隼部隊
7章 国破れて山河あり
8章 今、ソステヌートに
著者等紹介
高木三郎[タカギサブロウ]
1922(大正11)年、東京・高輪に生まれる。ピアノ教師。A・コルトーの弟子ジル・マルシェに8歳より1932年離日するまで、以後、松平頼則、境進(いずれも故人)に師事。軍歴:学徒出陣、海軍少尉、館山特攻基地・隼部隊魚雷艇335号艇長、叙正八位。1954(昭和29)年、ニッポン放送入社。「1962~63ニューヨーク世界博覧会」出向、日本館イヴェント・プロデューサー。1989~2005(昭和64~平成17)年、日本聖公会聖アンデレ教会オルガニスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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