内容説明
戦後復興、高度経済成長と一億総中流時代、バブル崩壊から不平等社会日本へ…日本の格差と不平等に関する主要論文を一挙集成。
目次
1 高度経済成長と階層の構造(社会移動の構造(1971年)
社会階層と社会移動の趨勢分析(1979年) ほか)
2 「中」意識と中流論争(社会階層構造の現状(1977年)
「世間並み」は中流か(1978年) ほか)
3 学歴への関心(学歴無用論(1966年)
大衆化の過程と構造(1975年) ほか)
4 貧困:高度経済成長の影(現代日本の階級構成(1971年)
未解放部落研究と社会学理論(1971年) ほか)
5 政治意識と階級意識(階級意識の研究(1973年)
「伝統」と「近代」の対立としての日本政治―1960年代前半までのパターン(1976年) ほか)
著者等紹介
原純輔[ハラジュンスケ]
1945年、新潟県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。横浜国立大学教育学部助教授、東京都立大学人文学部教授を経て、東北大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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