内容説明
「高齢化社会のなかで、保健・福祉・医療の連携を密にして当事者の要望に即座に対応できるシステムの構築が緊急かつ不可欠である。」筋ジストロフィー症を背負いながら、障害者の連帯活動、車いす市民集会の開催などに奔走、福祉のあるべき姿を先取りして追求してきたのは「自立」への道である。
目次
第1章 真の福祉社会へ向けて(筋ジストロフィー症の患者として;自立観の提起 ほか)
第2章 難病と向き合って(誕生と発症;筋ジストロフィー症 ほか)
第3章 街へ出る(父の旅立ち;文集『生きる』の発行 ほか)
第4章 苦難を乗り越え(陽子の決意;熊本の地で ほか)
第5章 未来へ育む(障害者と共に歩む合歓の会;「福祉カルタ」と「福祉絵本」の制作 ほか)
著者等紹介
飯尾良英[イイオヨシヒデ]
1949年、岐阜県生まれ。日本福祉大学卒業、岐阜大学大学院修了、社会福祉士、介護福祉士。岐阜県社会福祉協議会にて地域福祉の実践を積み、中部学院大学短期大学部助教授に就任、地域福祉論、老人福祉論を担当。現在、教授、社会福祉学科長・専攻科長。NPO法人ぎふ福祉サービス利用者センター理事長。混合型血管奇形の難病指定を求める会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 図説超古代の謎