内容説明
「聴き取る・感じ取る」ための主なねらいを解説。
目次
“カルメン”組曲第1番より『第1幕への前奏曲(トレアドール)』(ビゼー作曲)―楽器の音色・リズム
“白鳥の湖”より『スペインの踊り』(チャイコフスキー作曲)―楽器の音色・リズム
『ワルツを踊るねこ(The Waltzing Cat)』(アンダソン作曲)―ワルツ・情景想像
『フラウト=トラヴェルソ独奏のためのエコー』(ジャック=マルタン・オトテール作曲)―反復・呼びかけとこたえ
“動物の謝肉祭”より『序奏とライオン王の行進』(サン=サーンス作曲)―音楽の仕組みいろいろ・情景想像
“アルルの女”組曲第1番より『カリヨン(かね)』(ビゼー作曲)―音型の反復・音の重なり・曲想の変化・曲の構成
『馬そりに乗って(Sleigh Reid)』(アンダソン作曲)―楽器の音色・曲想の変化・情景想像
“アテネの廃墟”から『トルコ行進曲』(ベートーベン作曲)―特徴的なリズム・強弱の変化
“ペールギュント第1組曲”から『山の魔王の宮殿にて』(グリーグ作曲)―旋律の反復・強弱と速さの変化
“抒情小曲集第5集”から『トロルの行進』(グリーグ作曲)―曲想と強弱の変化・情景想像
「分かるかな? 和楽器とその音色」―和楽器の名前・和楽器の音色
『キラキラ星変奏曲』(モーツァルト作曲)―変奏曲/変化のいろいろ
『夕やけこやけ』(中村雨紅作詞/草川 信作曲)―声のいろいろ・表現の違い
映画「サウンド・オブ・ミュージック」から(ハマースタインII世作詞/ロジャーズ作曲)―ミュージカル(映画)の特徴と魅力
『ハンガリー舞曲 第5番』(ブラームス作曲/オーケストラ編曲版)―速さと強弱と曲想の変化・曲の構成
“カレリア”から『行進曲風に』(シベリウス作曲)―2種類の旋律・楽器群の音色
『ピーターとおおかみ』(プロコフィエフ作曲)―楽器の音色・旋律と登場人物・情景想像
歌劇“魔笛”ハイライト(モーツァルト作曲)―声や表現の違いと登場人物・情景想像
「ファンファーレ」―ファンファーレの表現
『トルコ行進曲』(モーツァルト作曲)―特徴的なリズム・強弱の変化
交響曲第5番『運命』第1楽章(ベートーベン作曲)―演奏表現の違い
ヴァイオリン協奏曲《四季》から『春』第1楽章(ビバルディ作曲)―呼びかけとこたえ・情景想像・曲の構成
著者等紹介
中島寿[ナカジマヒサシ]
1955年埼玉県生まれ。武蔵野音楽大学音楽学部器楽科(ヴァイオリン専攻)卒業。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学指揮科留学。埼玉県の公立中学校教諭、同高等学校、養護学校講師、(千葉県)流山フィルハーモニー交響楽団常任指揮者等を経て、1989年より筑波大学附属小学校教諭。早稲田大学講師を兼任後、2016年退官。現在、筑波大学、日本女子大学、武蔵野大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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