吉田秀和作曲家論集〈2〉シューベルト

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784276220928
  • NDC分類 762.8
  • Cコード C1073

内容説明

シューベルトがただ旋律が美しいだけの作曲家ではなく、それぞれの作品に奥深いメッセージを託した希有の人であったことを、鋭く見抜き表現した氏の名評論が圧巻。

目次

シューベルト
交響曲第二番、第三番―フランス・ブリュッヘン指揮十八世紀オーケストラ
交響曲第八(九)番『ザ・グレイト』
交響曲第八(九)番『ザ・グレイト』―フランス・ブリュッヘン指揮十八世紀オーケストラ
弦楽四重奏曲第一四番『死と乙女』―ハーゲン弦楽四重奏団
ピアノ三重奏曲第一番、第二番―ジョス・ファン・インマーゼール、ヴェラ・ベス、アンナー・ビルスマ
シューベルトのピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ第一七番、第一四番―内田光子
清澄さ―ヴィルヘルム・ケンプのシューベルト―ピアノ・ソナタ第一六番、第一八番
ブレンデルのシューベルト
ピアノ・ソナタ第一八番、第一四番、一二のドイツ舞曲集―イモージェン・クーパー〔ほか〕

著者等紹介

吉田秀和[ヨシダヒデカズ]
1913年(大正2年)東京生まれ。1936年東京大学文学部仏文科卒業。1946年『音楽芸術』誌(音楽之友社)に「モーツァルト」を連載、評論活動を開始する。1953年、処女作『主題と変奏』(創元社)を発表、日本に文学の一ジャンルとしての音楽評論を確立した。1988年水戸芸術館館長に就任、1990年吉田秀和賞が設けられた。主な受賞は、大仏次郎賞(1975年)、紫綬褒章(1982年)、NHK放送文化賞(1988年)、勲三等瑞宝章(1988年)、朝日賞(1990年)、神奈川文化賞(1990年)、読売文学賞(1993年)、文化功労者(1996年)
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感想・レビュー

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kadocks

1
パラパラ読みだったがiTuneにまとめてSchubertを入れたので一気読みした。一般的にはSchubertと言えばいわゆる歌曲なのだろうけどダークサイドはピアノソナタから後期弦カルなど実は凄く面白いのだ。吉田先生はそれを誰にもわかりやすく教えてくれる。本当に慧眼だと思うしそこらの評論家よりはるかに若々しい。2011/08/30

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