静山社文庫
田中角栄VS福田赳夫―昭和政権暗闘史〈4巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 347p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863890701
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

佐藤後をめぐりついに角福戦争が勃発した。史上最大の金権総裁選、田中金脈、ロッキード疑獄。「政治とカネ」の激動を描く第四弾!!

内容説明

官僚支配の政界で革命児・田中角栄がついに決起した。“プリンス”福田赳夫との全面対決で総理総裁の座を争った角福戦争では、金権選挙を大展開した田中が逆転勝利。だが、絶頂の田中を金脈問題、ロッキード事件が直撃する。「三角大福中(三木・田中・大平・福田・中曽根)」の権力抗争、椎名裁定、三木おろし…。雌伏の時を過ごし発足した福田政権に仕掛けられた「大福抗争」。それは終わりなき角福戦争の第二幕であった。シリーズ第四弾。

目次

第1章 異端児の決起(「佐藤のあとは福田」;佐藤派分断工作に走る二階堂 ほか)
第2章 激突!角福金権戦争(「佐藤派の四分の三は取ってみせる」;「佐藤が、福田支持の約束を取りつけてくれるはずだ」 ほか)
第3章 勝者の誤算(「列島改造」と「日中国交正常化」;「男が戦場に行くのに、女を連れていくことがあるかい」 ほか)
第4章 「政治とカネ」の迷走劇(飛び出した「金脈問題」と「越山会の女王」;「断固、辞めるべきではありません。中央突破をはかりましょう」 ほか)
第5章 総理総裁の敗北(「わが輩は、“党の出直し的大改革”を断行する」;赤字国債発行と成田空港開港 ほか)

著者等紹介

大下英治[オオシタエイジ]
1944年、広島県に生まれる。広島大学文学部を卒業。週刊文春記者をへて、作家として政財官界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで旺盛な創作活動をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Taro

1
過去の政治史について書かれた本を読むと、つくづく歴史は繰り返すという思いが強くなる。過去からの流れが、現代にも脈々と流れているんだなと思うと、歴史を学ぶ重要性について再認識させられる。2013/08/04

0
この時代だけだと田中角栄が福田赳夫に圧勝、の感があるんだけど、その約25年後ぐらいから福田派が数年間首相の座を何人にもわたってキープし続ける。だから政権争いは読んでて面白い。この本だと田中と大平はちょっとヒールっぽく書かれているかな?三木や福田がベビーフェイスっぽい感じがした。これまで読んでた本はどれも大平が超ベビー扱いだったので視点が違うと評価も変わるもんだと思った。2011/09/12

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