出版社内容情報
『Band Journal』誌連載「楽器の悩みなんでも相談室」を見開きで解り易く再構成。中高生からの管楽器テクニック上達のバイブル。
人気の天才トランぺッター、エリック宮城が『Band Journal(バンドジャーナル)』誌に佐伯茂樹氏の編集で連載中の「楽器の悩みなんでも相談室」を元に、再インタビューをして加筆修正を加えた。トランペットだけでなく、金管楽器を中心に、「音楽表現」のためのテクニックを惜しげもなく教えてくれる。使い易さを考え、ポイントで写真解説し、見開き2pで1課題を展開。聞き手(編者)の佐伯茂樹も楽器のスペシャリストなので、様々なメソッドの「いいとこどり」ともいえる百戦錬磨の音楽家のアドバイスは、読者のニーズにピタリ応えるものである。
基礎テクニック?スタート編・タンギング&スケール編・リップスラー編・ダイナミックレンジ編/上級テクニック編/応用テクニック編/音楽表現テクニック編/メンタル&スタミナ編/楽器編/音楽スタイル編
エリック 宮城[エリック ミヤシロ]
Eric Miyashiro:米国ハワイ出身。1982?84年 Berklee College of Music在籍。米国人のプロ・トランぺッターの父、日本人のダンサーで女優の母という恵まれた音楽環境に育ち、中学校ではすでにプロとして活動を始める。高校卒業後、ボストン・バークレー音楽院に奨学金で招かれ、在学中から仕事をしていたが、7年ほど世界を回り優れたミュージシャンと共演、89年に来日した。オールマイティな音楽性でスタジオ、テレビ、アーティストのサポートで活躍、吹奏楽、オーケストラ、作曲家、アレンジャー、プロデューサーとしても幅広く活動している。昭和音大講師、国立音大、洗足学園音大、大阪芸大客員教授。
佐伯 茂樹[サエキ シゲキ]
早稲田大学卒業後、東京藝大でトロンボーンを学ぶ。クラシカル・プレイヤーズ東京などで古楽器奏者として活躍する傍ら、コンサートの監修も手掛けている。雑誌「音楽の友」「レコード芸術」「バンド・ジャーナル」(音楽之友社)で記事や論文執筆。著書は「名曲の真相」(アカデミア・ミュージック)、「金管楽器 演奏の新理論」「おもしろ吹奏楽辞典」(ヤマハ・ミュージック・メディア)「オーケストラの中の管楽器考現学 名曲の常識非常識」「名曲の暗号」(音楽之友社)など多数。
目次
基礎テクニック(スタート篇;タンギング&スケール編;リップスラー編;ダイナミックレンジ編)
上級テクニック編
応用テクニック編
音楽表現テクニック編
メンタル&スタミナ編
楽器編
音楽スタイル編
著者等紹介
エリック宮城[エリックミヤシロ]
米国ハワイホノルル出身。1982~84Berklee College Of Musicに在席。米国人のプロトランペッターの父、日本人のダンサー/女優の母という音楽環境の中ハワイで生まれ育つ。小学校の頃から楽器を始め、中学のときにプロとして活動を始める。ジャズだけではなく中学、高校時代、多数のオーケストラでも活動し、数多くのコンチェルトを演奏、高校3年生のときハワイ代表として全米高校オールスターバンドに選ばれ、ニューヨークのカーネギーホールでメイナード・ファーガソンと初共演する
佐伯茂樹[サエキシゲキ]
早稲田大学卒業後、東京藝術大学でトロンボーンを学ぶ。クラシカル・プレイヤーズ東京などで古楽器奏者として活動する傍ら、音楽雑誌で記事や論文を執筆・コンサートの監修を手掛けている。2008年4月から2012年4月まで東京藝術大学大学院で楽曲と楽器に関する講議を担当。2012年には同大古楽科で集中講義を担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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