出版社内容情報
太宰治の名作「走れメロス」を、「待たされる男」にされたセリヌンティウスの目線で描いた表題作ほか、「ロミオとジュリエット」「トム・ソーヤーの冒険」「あしながおじさん」などの作品を、脇役目線で再構成。パロディではない、感動の名作スピンオフ短編集。
【目次】
内容説明
もしも、「脇役」があの名作の主人公だったら?全5作の名作をリブート!
著者等紹介
青木悠[アオキハルカ]
2003年、大阪生まれ。京都大学総合人間学部在学中。2023年、第19回出版甲子園で準グランプリ、ゲスト賞を受賞。本作でデビュー
望月滋斗[モチズキシゲト]
ショートショート作家。2001年、茨城県生まれ。横浜国立大学教育学部卒業。第20回坊っちゃん文学賞にて、『ライフ・イズ・ア・ムービー』が大賞、『のどぼとけさま』が佳作に選ばれW受賞を果たす
海野さやか[ウミノサヤカ]
1987年、宮崎県生まれ。津田塾大学卒業後、会社員を経てコロナ禍の2020年に独立。「愛を抱くということ」で第3回恵那峡映画祭脚本部門グランプリ受賞
蜂八優月[ハチヤユズキ]
1994年、東京都生まれ。小説、脚本、エッセイを書くことは、仕事であり、趣味でもある
・エコツミ・[エコツミ]
日本神話をモチーフに、歌、舞、言葉を用いて様々な作品を作り上げるカルチュラルアーティスト。ヨーロッパを中心に世界各地で公演を行う。国際アートコンペティションArte laguna prize(イタリア)入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。