出版社内容情報
ピアノ演奏の音楽解釈と技法がひと繋がりのものとして、非常に実践的に語られた書。第1部は基礎的・日常的な課題、第2部は演奏活動や演奏者の成長の過程について。
著者:ボリス・ベルマン
モスクワ音楽院にてレフ・オボーリンに師事。国内の多くの演奏会で活躍の後、1973年にイスラエルに移住。その後アメリカに移住、現在、イェール大学ピアノ主任教授。
内容説明
オボーリンに学び、イエール大学で教えるピアニスト、ボリス・ベルマンによるマスタークラスのエッセンスを凝縮。アメリカを始め英語圏で広く読まれ、数カ国語に翻訳されたベストセラー。
目次
第1部 練習室にて(音とタッチ;テクニック;アーティキュレーションとフレージング;時間のこと;ペダリング;練習)
第2部 演奏を作り上げる(作曲者のメッセージを解読する;大きな絵を見る;心のテクニック;演奏の日に(そしてその前に)
教える技と教わる技)
著者等紹介
ベルマン,ボリス[ベルマン,ボリス][Berman,Boris]
モスクワに生まれる。モスクワ音楽院にて、著名なピアニスト・教育者のレフ・オボーリンに師事し、ピアニスト・チェンバロ奏者として優秀な成績で卒業する。1973年にソヴィエト連邦からイスラエルに移住、1979年より米国在住。コンサート・ピアニストとして、6大陸40カ国以上で演奏を行なっている。また、セルゲイ・プロコフィエフのピアノソロ全作品の初レコーディングを行なったピアニストであり、ショスタコーヴィッチの演奏のディスクではエディソン賞を受賞している
阿部美由紀[アベミユキ]
東京都生まれ。中央大学文学研究科独文学専攻修士課程修了。特許事務所に勤務後、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校音楽学部講師を務めるコンサート・ピアニスト、マイケル・サルマース氏にピアノを師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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