バロックから初期古典派までの音楽の奏法―当時の演奏習慣を知り、正しい解釈をするために

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  • サイズ A5判/ページ数 372p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784276140301
  • NDC分類 762.05
  • Cコード C1073

目次

バロックと古典期以前の概観
装飾音
リズム
テンポ
ダイナミクス
フレージングとアーティキュレーション
形式
ピッチ
音律
通奏低音とその伴奏法
カデンツァ
即興演奏
バロック記譜の通念
繰り返し
表現
楽器について

著者等紹介

橋本英二[ハシモトエイジ]
1931年東京生まれ。1954年東京芸術大学音楽部オルガン科を卒業。同専攻科を修了後、1956年にフルブライト留学生としてシカゴ大学大学院(作曲、音楽学)、イェール大学音大(ハープシコード)で学位を得た。1964年日本にもどり、桐朋学園音大で教えたが、1966年にフランス政府から招かれてパリに滞在、国立図書館で研究にたずさわり、またフランス内外を旅行した。帰国途次アメリカ各地を演奏旅行中シンシナティ大学音大からハープシコード科の設置を依頼され、1968年以来Artist‐in‐Residenceとして教えるかたわら、世界20数カ国で演奏を重ねてきた。1978、81年の東京のリサイタルは文化庁芸術祭参加公演となり、2度とも芸術祭優秀賞をうけた。バロック様式の室内オーケストラの指導にも長年力をいれ、アメリカ各地はもとより、1990年代には数年間イタリアのルッカ音楽祭の監督をつとめた。1998年にはシンシナティ大学より最高栄誉のDistinguished Professorの称号を授けられ、またロックフェラー財団の招きでイタリアのベラジョでD.スカルラッティの研究を続けた。2001年にシンシナティ大学名誉教授となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もよ

12
ざっとななめ読みしただけなので、本当は「読んだ」とは言えないのですが...様々な文献に載っている重要なポイントを一通りこの(内容と比較して)コンパクトな書にぎっしりと詰め込んであって、ものすごい本だと思いました。2017/01/30

sun

5
専門書。まだ、楽器や楽譜が定型化する前の各種作法を解説した本。装飾音などの記号が詳しく、なにかの時に参考になる。一括すると「ジャズのようだったので、参考にした上で、各自自由に」。2015/04/29

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