目次
ベートーヴェン―交響曲作曲家の最たる者(ナポレオン・ボナパルト;管弦楽の重量感;男性性という幻想 ほか)
個別的考察へのプロローグ(無為な憶測;思想を背負ったプロローグから解放的なフィナーレへ;根源的な冒頭 ほか)
交響曲第一番から第九番まで(交響曲第一番ハ長調作品二一;交響曲第二番ニ長調作品三六;交響曲第三番変ホ長調作品五五『英雄』 ほか)
著者等紹介
ゲック,マルティン[ゲック,マルティン] [Geck,Martin]
1936年、ドイツのヴィッテン生まれ。ミュンスター、ベルリン、キールで音楽学、神学、哲学を専攻。1976年よりドルトムント大学(現ドルトムント工科大学)で音楽学および音楽教育学の正教授となり、2001年に退職した後も同大学で教鞭を執る。17世紀から19世紀までの音楽史を専門とし、数多くの著書を執筆。ドイツ音楽史に関する著書や、大作曲家(バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ワーグナー、ブラームスなど)の伝記は高い評価を得ており、数十の言語に翻訳され、多数の文学賞を受賞している
北川千香子[キタガワチカコ]
慶應義塾大学准教授。専門は演劇・オペラ研究。広島大学、テュービンゲン大学、ウィーン大学、ベルリン自由大学で演劇学、ドイツ文学、音楽学を専攻。研究テーマは主にワーグナー、現代音楽劇、現代演出。2013年にベルリン自由大学演劇学研究所で博士号取得。ワーグナーや現代演出に関する論文を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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