内容説明
『こころ』『吾輩は猫である』『三四郎』『それから』『門』…広く知られた漱石の小説ですが、じっくりと読んでみたことはありますか?鋭い社会へのまなざしや深い人間洞察には、読み返すたびに新しい発見があります。漱石作品を心の糧にしてきた著者と一緒に、100年以上読み継がれる奥深い魅力を味わってみませんか。
目次
第1章 文明社会はギリギリだ―『吾輩は猫である』を読む(苦しいイギリス留学;ユーモラスで博覧強記な作品;漱石の多面性 ほか)
第2章 『三四郎』『それから』『門』を読む―人間はどう変わるか(前期三部作;ビルドゥングスロマン;三四郎の場合―汽車に乗って文明の世界へ ほか)
第3章 『こころ』を読む―受け継がれる物語(『こころ』を読む意味;『こころ』の構造;先生との出会い ほか)
著者等紹介
姜尚中[カンサンジュン]
1950年、熊本県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。国際基督教大学助教授・准教授、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授、聖学院大学学長などを経て、東京大学名誉教授、熊本県立劇場理事長兼館長。専攻は政治学、政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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