音楽史の中のミサ曲

相良 憲昭【著】

音楽之友社（1993/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 341p／高さ 20cm
• 商品コード 9784276110526
• NDC分類 765.3
• Cコード C1073

目次

１　カトリック教会のミサ典礼（ミサの歴史；ミサの外見；ミサの形式；ミサの式次第）
２　ミサ曲の歴史と作品（単旋律ミサ曲の時代；初期多声音楽のミサ；ルネサンス時代のミサ曲；バロック時代のミサ曲；古典派音楽のミサ曲；ロマン派時代のミサ曲；現代のミサ曲）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kazutox]

1993年刊。クラシック音楽の本はたくさんありますが、宗教音楽に関するものはあまりないので貴重な本。まず「ミサとは何か」から入る正攻法な内容で、グレゴリオ聖歌からルネサンス音楽のあたりは西洋音楽の発展史として読めます。古典派ロマン派の章は名曲案内として便利（ただし情報が古いところもあり）。なお「カトリックの典礼で演奏できるミサ曲（レクイエム含む）」に絞っているので、バッハのロ短調ミサは解説されてません。

2025/01/30