内容説明
蒲松齢(1640~1715)は中国山東の人。家郷にあって長く狐鬼異談の怪奇を筆録した。世界四大奇書の随一。
感想・レビュー
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澤水月
14
賄賂と試験と性愛観念面白い。[伍秋月]生きた女でない者と夢で過ごした描写、「遺漏淋漓沾染菌褥」に「べっとりふとんがぬれていた」てルビしゅごいw [菫公子]関羽=(漢)寿亭候の不思議…軽微罪で真っ二つ「狐懲淫」男がふしだらで家に媚薬集めている→狐が出入りするようになり妻に飲ませ貞操を自ら危うくさせるも男の友が断りセーフ→夫が改心、妻に詫び身持ち改めたら狐もいなくなる…現代にも通じそうな教訓「狼」屠殺兼肉屋と追う狼との知恵比べ、前後から騙し討ちする狼もいれば爪の先から風船のごとく膨らまされる狼も 2019/03/29
卍ザワ
1
やっと読み終えた。1編1編は短いが、量がハンパない。しばらくすれば、話の内容も忘れているだろう。いつのことになるか、わからぬが、再読するには、ちょうどいい、と思う。2014/11/09
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