イヌは愛である―「最良の友」の科学

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イヌは愛である―「最良の友」の科学

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152100238
  • NDC分類 489.56
  • Cコード C0045

出版社内容情報

「イヌは感情をもち、人を愛するか?」。研究者たちが恐れ、避けてきた究極の疑問に先駆者が挑む。研究所を飛び出し、狼との比較を行なう日本の大学や、「イヌのようなキツネ」を育てる旧ソ連の研究施設にも答えを求めた、その先にある結論とは。解説/菊水健史

内容説明

家に帰ったときの喜びよう、人にぴったりくっついて眠る様子、先を歩きすぎた散歩中に振り返る表情。最新科学で明らかになった、彼らの心の内―イヌはあなたを「愛している」。行動、心理、脳、ホルモン、DNAなどあらゆる学問をまたぐ「イヌの総合科学」。第一人者である著者は自らの研究所を飛び出し、生理学からのアプローチで最先端を進む日本の大学や、交配実験でイヌのように人なつこいキツネを生み出す旧ソ連の研究施設など世界中をめぐり、その成果をつなぎ合わせてゆく。長い旅の果てに導き出されるイヌと人の関係、そのあるべき姿とは。

目次

第1章 ゼフォス
第2章 イヌの特別なところとは?
第3章 イヌは人間を大切に思っている?
第4章 身体と心
第5章 起源
第6章 イヌの愛はどう育つ?
第7章 イヌをもっと幸せに

著者等紹介

ウィン,クライブ[ウィン,クライブ] [Wynne,Clive D.L.]
イギリス生まれ、アリゾナ州在住。アリゾナ州立大学教授、同大学イヌ科学共同研究所の創設者。フロリダ大学でアメリカ初のイヌ専門の研究室を生み出したほか、ドイツ、オーストラリアに赴任した経験ももつ。100本以上の査読付き論文に著者として名を連ね、多くの学術書を執筆してきた。ナショナルジオグラフィック、BBCにも出演し、各国での講演も多数

梅田智世[ウメダチセイ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

90
イヌの特別な才能は別種の動物とりわけ人類と、深い心の絆を結ぶ能力を持っていること。それは愛であると結論づける。著者はイヌ科学研究所の創始者。科学的な手法を用いているが、多くの飼い主が経験的に理解していることを、遺伝学的、ホルモン(オキシトシン)、行動心理学、神経経済学、自身の飼い犬との遊びで証明する。クローン犬は遺伝子が同じでも性格が異なるのは、小さい頃の刷り込みがいかに大きいかを示す。1万4千年前のイスラエルの遺跡はその頃から人間とイヌとの親密な関係を示している。飼い犬のワンちゃんがより愛おしく感じる。2021/06/23

東谷くまみ

41
すずのあれ?と思う行動、ひょっとして…と思ってきた心の動きが徐々に明らかになっていく過程にワクワクが止まらない。最新の脳科学、遺伝子学、行動学からはるか何千年も昔から続くイヌとヒトを結ぶ絆を解き明かす。自転車を引きながらリードを持つ私を気遣わしげに見つめる目、ドラマを見て号泣していると膝から心配そうに見上げ腕にかけてくれる可愛い手、何よりも帰ってきた私を迎える体いっぱいの喜び。この本を読んだ後はすずのほんの小さな仕草も、愛に満ち溢れたとても意味のあるものに見えてきてより一層愛しさが募る。→2021/12/25

みみりん

9
タイトル通り犬のルーツや人間の関係の歴史だけでなく、シェルターにいる犬や誤った扱い方についても述べている。本文だけで368ページだが、犬と暮らす人やこれからの予定のある人はぜひ読むべき内容。スウェーデンでは法律で少なくとも4~5時間ごとにイヌに社会的交流をさせることが義務づけられているそうだ。我が家のイヌも私と遊ぶのをじっと待ち続けている。犬にもこんな法律がある国は人にとっても暮らしやすいのだろうと本書とは関係ないが思った。毎日一緒にいて愛してくれる犬は我が子よりも絶対可愛い!2021/11/12

駒場

9
「イヌは愛である」ってトートロジーじゃないですか?/意外にも研究の歴史が浅い犬。一体あのかわいくて人懐こい(学術的にいうなら「過度に社交的」な)犬たちはどうやって生まれてきたのか?「犬はどこで犬になったのか」を丹念に追う。人間の狩りのパートナーとなることで犬は人間と関わり始めたというかっこいい説があるが、多分人間のコミュニティ近くでゴミ漁りをしていたのが最初では?という話や、ウィリアムズ症候群の人に見られる遺伝子の変異が犬に見られるという話、でも結局は「育ち」が犬を社交的にさせるんだねという話、面白い2021/06/09

ゆーすけ

4
昨年、実家で犬を飼い始め、何十年振りの飼い犬に「いまさら犬とか要らないでしょ…」と批判的な気持ちでいたのに、いざ買ってみると可愛くて仕方がない。一年経って中型犬に成長したけれど、人が好きで、身体を預け、「撫でて!」と身を寄せてくる。その秘密が余す所なく書かれていて、読むだけで実家の犬を思い出して「かわいいー」となる。狼と犬は全く異なり、犬は幼い頃に集団生活で慣れ親しんだ生物(飼い主だけでなく人間全般)に愛を向けるらしい。これを読んでもっと犬が好きになった。2023/08/24

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