出版社内容情報
バッハを中心としてコレッリからブラームスまでの器楽様式を対象とした自由対位法の修得をめざす教科書。実作品から抜粋した譜例を多数掲げ、親しみ深い名作において作曲家たちが実際に書いた対位法技法を理解することができる。各章末に実習課題がついており、大学のテキストや独習者に最適である。
ピストン ウォルター[ピストン ウォルター]
著・文・その他
角倉 一朗[スミクラ イチロウ]
翻訳
内容説明
バッハを中心としてコレッリからブラームスまでの器楽様式を対象とした自由対位法を、実作品からの抜粋を多く含む譜例335例を挙げ、明快に記述。旋律、和声はもちろん、リズムの問題にも多くの紙面を割いていることが特色。
目次
旋律曲線
旋律リズム
和声的基盤
和声リズム
2声対位法
動機の構造
3声対位法
3声を超える対位法
転回対位法
2声のカノン
その他のカノン
著者等紹介
ピストン,ウォルター[ピストン,ウォルター][Piston,Walter]
1894~1976年。アメリカの作曲家。ハーヴァード大学卒業後、パリでナディア・ブーランジェ、ポール・デュカスに師事。帰国後はハーヴァード大学で作曲と音楽理論を教え、1951年から正教授。弟子にエリオット・カーターやレナード・バーンスタインなどがいる
角倉一朗[スミクライチロウ]
1932年東京生。東京芸術大学音楽学部楽理科卒、同専攻科修了。桐朋学園大学助教授、東京芸術大学助教授、同教授、神戸女学院大学大学特任教授を歴任。元日本音楽学会会長、元国際音楽学会理事。現在、東京芸術大学名誉教授。バッハ・コレギウム・ジャパン会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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