日本近代化の構造的特質

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日本近代化の構造的特質

  • 北條 浩【著】
  • 価格 ¥9,900(本体¥9,000)
  • 御茶の水書房(2008/11発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 535p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275008046
  • NDC分類 324.28
  • Cコード C3021

内容説明

明治維新は天皇制絶対主義国家の創出であり、アジア的中央集権官僚制のもとでの「近代化」にしかほかならない。戦後改革は中央集積時官僚制への戦前型機構の再構築である。あらためて日本資本主義社会の構造的本質を問う。

目次

明治絶対主義国家の成立と近代化
中央官僚国家体制の成立と国家的所有―地租改正と国有林の成立
近代的土地所有制度の確立―明治初年の地券の法的性質
幕末・明治期における土地所有権の私的構造―排他的包括的土地所有権
共同体的所有と私的権利―総有における持分の法的構成
所有権の現実性―水路の所有権と水利権
慣習法上の権利と所有―水利関係地の所有権
国家的所有の論理と私権―海底の土地所有権と登記
裁判官僚と判決の妥当性―司法判断としての入会権の消滅
小商品生産の経済的・社会的基盤―林野利用による小商品生産の展開と規範
村落共同体の構造と林野利用―静岡県根原区の林野入会
前近代と近代の接点―民俗学と法社会学
封建制のアジア的特質―ヘーゲルにおける中国社会
国家と裁判の本質―治安立法にたいする司法判断の問題

著者等紹介

北條浩[ホウジョウヒロシ]
東京市神田に生れる。千葉敬愛短期大学講師、徳川林政史研究所主任研究員、帝京大学大学院法学研究科教授、アメリカ合衆国ヴァージニア州立ジョージ・メイスン大学客員教授、徳川林政史研究所客員研究員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。