実存と暴力―後期サルトル思想の復権

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  • サイズ A5判/ページ数 356,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784275003454
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0098

内容説明

ポスト9・11の現代に鮮烈に甦る後期サルトル。―アーレント、ファノン、バタイユ、レヴィナス、レイン、サイード、ニーチェ、ブーバー、ハイデッガー、…彼らと、サルトルとの息詰まる対決と対話。

目次

第1章 サルトルは誰によって読まれたか―序にかえて(二冊の本;指名性 ほか)
第2章 テロルのコスモロジー―サルトルとアーレント(暴力という主題;挫折経験としての暴力 ほか)
第3章 暴力論としての『弁証法的理性批判』(統括軸としての暴力論、あるいは相互性のユマニスム;『弁証法的理性批判』における暴力論の中心的諸関節―「実践的惰性態」・「内面化」・「他性」 ほか)
第4章 ネグリチュードの政治学―サルトルとファノン(第5章「黒人の生体験」の語るもの;ネグリチュードとサルトル ほか)
終章 ジェネロジテ、贈与、相互性のユマニスム(後期サルトルの鍵概念―「相互性r´eciprocit´e」;ジェネロジテ(g´en´erosit´e)と相互性 ほか)

著者等紹介

清真人[キヨシマヒト]
1949年生まれ。早稲田大学政経学部卒、同大学院文学研究科・哲学専攻・博士課程修了。現在、近畿大学文芸学部教授
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