内容説明
「なぜ、生きることはこんなに苦しいんだろう?」
この孤独な世界の中で、私達は、とても小さな存在。大きな道標のように見える誰かの強い価値観や様々な情報に翻弄され、迷い、時に、抜け出せない迷路に入り込むこともある。
けれど、生きていれば、必ず道がある。どんな道でも、あなただけの道を歩くことができる。
虐待、いじめ、自殺未遂、カミングアウト……。
ゲイの心理カウンセラーである著者が、自分自身の半生を紐解きながら、セクシュアル・マイノリティの視点と心理学的視点で語る、この生きにくい孤独な世界との向き合い方。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
frosty
11
村上さんのような方にカウンセリングして貰えるのなら、ちょっとカウンセリング行く勇気が出るかも、って思った。 あと表紙の絵が好き ちょっと心がぐらついていたけど、読んでかなりスっと楽になったと思う2017/06/04
RYOyan
10
カバー絵に惹かれて思わず手に取った一冊。世の中のどこかに優しい人がいることを思い浮かべるだけで、ちょっと心が温まるな。2017/08/13
ひがし
3
『大丈夫。こんなにも孤独な世界を、今まであなたは生きてきたのだから。』表紙が素敵だったので。書いてあることは結構どこかで聞いたことあるなー、っていうのが正直な感想。作者さんの優しさとか人柄の良さっていうのが文面から読み取れて、優しい気持ちになれた本でした。2017/07/01
林檎
0
評価32017/07/10
yui
0
「普通」に近づいたところで幸せになれなかったこと。 心の痛みは消すものではなく、上手に付き合っていくもの。 生まれ持ってしまったキャンバスの絵。その上から新しい絵を描くことだってできるという表現は特に感動したし希望を持たせて貰えた。 カウンセラーの方なので、優しく語りかけるような書き方で読みやすかった。 何度も読んで元気を貰いたいと思えた本。2020/03/30
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