出版社内容情報
大工技能士をめざす方々を応援!さしがねを使いこなすための入門書
建築大工実技試験[1級][2級]問題と解説を掲載した新課題対応版
さしがね=規矩術(きくじゅつ)は、部材を工作するために必要な墨出しの技術です。
本書は、図を見て理解できるよう一部を2色刷とし、「尺寸法」に「メートル法」を併記して平易に解説しています。
このたび、巻末の付録「建築大工技能検定(1級/2級)実技試験課題」が、2022年末(令和4年度)、それぞれ新課題になりました。
本書は、1級/2級の実技試験問題(作成:中央職業能力開発協会)およびその解説を新課題に対応し、「第6版」として発行するものです。
※本書は、原著者の鴨野 石五郎(かもの いしごろう)による実務経験と理論にもとづいて、1951(昭和26)年に初版が発行されました。
内容説明
さしがね使い「虎の巻」。半世紀以上にわたり愛読されてきた名著。四方転びから小屋組各部の工作まで、図を見るだけで、誰にもわかる。中央職業能力開発協会1・2級建築大工実技試験新課題(令和4年度)問題および解説掲載!!
目次
さしがねとは
さしがねの使用に必要な木造建築の知識
朝顔形木箱
四方転び
棒隅屋根
火打ちぬき
洋小屋組
むくり破風入母屋
そり隅屋根軒先の木割り
そり隅屋根
隅だるきひよどりせん
振れ隅
多角形屋根
円形回り階段
直線・角の分割と正多角形のかき方
付録 建築大工技能検定実技試験問題と解説