内容説明
微生物と化学物質の両方を対象にリスクアナリシスについて、リスクアナリシスの概要、微生物学的リスクマネジメントとリスクアセスメント、化学物質のリスクマネジメントとリスクアセスメント、リスクアナリシスの3要素のうちの1つであるリスクコミュニケーション、近年各自治体でリスクマネジメントやリスクコミュニケーションについての取組み、リスクアナリシスを今後の食品衛生行政にどのように用いるかを解説した。
目次
第1章 食品のリスクアナリシスとは何か
第2章 微生物のリスクマネジメントとリスクアセスメント
第3章 化学物質のリスクアセスメントとリスクマネジメント
第4章 リスクコミュニケーションとは何か
第5章 食品安全確保のための地方自治体の取組み
第6章 リスク低減化のためのこれからの食品衛生行政
著者等紹介
山本茂貴[ヤマモトシゲキ]
1981年国立公衆衛生院衛生獣医学部研究員。1989年国立公衆衛生院衛生獣医学部乳肉衛生室長。1990年ドイツ・ウルム大学留学。2000年国立感染症研究所食品衛生微生物部部長。2002年国立医薬品食品衛生研究所食品衛生管理部部長。日本細菌学会・日本獣医学会・日本食品微生物学会・日本食品衛生学会・日本獣医公衆衛生学会・獣医疫学会。獣医師・農学博士
山崎省二[ヤマザキショウジ]
1965年国立公衆衛生院衛生微生物学部研究員。1976年アメリカ・ノートルダム大学留学。1980年国立公衆衛生院衛生獣医学部室長。1994年国立ザンビア大学環境衛生学担当教授。1996年国立公衆衛生院衛生獣医学部長。2002年国立保健医療科学院特別研究員。日本細菌学会・日本獣医学会・日本公衆衛生学会・日本腸内細菌学会・日本食品衛生学会所属。獣医師・獣医学博士
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