講座源氏物語研究〈第4巻〉鎌倉・室町時代の源氏物語

講座源氏物語研究〈第4巻〉鎌倉・室町時代の源氏物語

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  • サイズ B6変判/ページ数 317p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784273034542
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C3393

内容説明

鎌倉・室町時代の『源氏物語』のありよう、また研究と鑑賞のじっさいを評定し、中世文学における対『源氏物語』意識、摂取の様相からさまざまな問題を提起する。

目次

源氏物語研究史の現在―源氏研究幻想についての断章三つ
歌合の中の『源氏物語』―権威としての『源氏物語』の成立
『源氏物語』と中世和歌
『源氏物語』と中世紀行文学―「麓のちり」を基点として
兼好法師と『源氏物語』―『徒然草』の『源氏物語』引用
『増鏡』における象嵌
古注釈・梗概書
『源氏物語』の仏教的解釈―橋姫巻の前半を読む
鎌倉・室町時代の『源氏物語』―『夜寝覚物語』『とりかへばや』などを通して
『源氏物語』と院政期物語
『源氏物語』と鎌倉時代物語
『夢の通ひ路物語』主題分析―物語構造と源氏物語摂取の背景
『源氏物語』と室町物語
『源氏物語』と中世芸能

著者等紹介

三角洋一[ミスミヨウイチ]
東京大学教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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maekoo

1
源氏物語を現代で楽しめるのは鎌倉・室町時代の受容と享受そして研究があったからだと解らせてくれる著名な研究者14名による素晴らしい論文集です 冒頭、梶田半古画伯の源氏絵芸術論が展開されていてファンとしては大喜び! 現代語訳の文体の変化について与謝野晶子訳等が尾崎紅葉の文体の影響等興味深い論点も読めます そこから鎌倉・室町期の源氏物語論に入って行きます2021/03/13

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