資本主義を超える マルクス理論入門

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資本主義を超える マルクス理論入門

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784272430994
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C0010

出版社内容情報

革命、経済、歴史に関する基礎理論を解説し、女性/家族、エコロジー、ナショナリズムなど現代の問題をマルクスの視点から考察。格差・貧困が拡大し、資本主義の矛盾が顕在化するなかでマルクスが再評価されている。その革命、経済、歴史についての基礎理論を解説し、女性/家族、エコロジー、ナショナリズムなど現代の問題をマルクスの視点から考察する。


いまマルクスを学ぶ意味:渡辺憲正

第1部 マルクスを読む
第1章 社会を変える
[1]革命と将来社会:後藤道夫
[2]階級闘争の理論:後藤道夫
[3]私的利害と共同利害――国家と法律:後藤道夫
第2章 資本主義を批判する
[4]物象化された生産関係としての市場:平子友長
[5]剰余価値の生産と資本主義的生産様式:平子友長
コラム「『資本論』後のマルクス」:平子友長
[6]私的所有の特殊性と労働者の無所有:平子友長
[補論]ロックの問題
[7]資本蓄積と貧困:平子友長
コラム フェミニズム世界システム論:平子友長
[8]恐慌:前畑憲子
[9]植民地化と世界市場:渡辺憲正
[補論]エンゲルス編『資本論』からマルクス自身の『資本論』へ――新メガと研究の最前線:平子友長
第3章 唯物論的歴史観の創造
「唯物論的歴史観の定式化」(資料)
[10]土台と上部構造:渡辺憲正
コラム「カール・マルクス問題」:渡辺憲正
[11]支配の思想とイデオロギー:渡辺憲正
コラム「『ドイツ・イデオロギー』編集問題」:渡辺憲正
[12]人類史の構想:渡辺憲正
[13]共同体/共同社会とその解体:渡辺憲正
[補論]マルクスの唯物論理解とエンゲルス:後藤道夫
コラム「ソ連マルクス主義の唯物論理解──「古い唯物論」の継承と共産党独裁」:後藤道夫

第2部 マルクス理論の射程
第4章 生と生活を問う
[1]女性/家族/資本主義:蓑輪明子
コラム マルクス、エンゲルスの理論と現代フェミニズム:蓑輪明子
[2]エコロジーと農業:渡辺憲正
[3]社会的疎外と宗教:亀山純生
[4]現代平等論とマルクス:竹内章郎
第5章 社会統合と危機
[5]ネイションとナショナリズム:渡辺憲正
[6]20世紀の大衆社会統合と社会主義:後藤道夫
コラム「グラムシ」:後藤道夫
[7]現代の経済危機:小西一雄
[8]物象化論が現代に示唆するもの――「再商品化」の矛盾と対抗:後藤道夫

渡辺 憲正[ワタナベ ノリマサ]
関東学院大学教授

平子 友長[タイラコ トモナガ]
一橋大学名誉教授

後藤 道夫[ゴトウ ミチオ]
都留文科大学名誉教授

蓑輪 明子[ミノワ アキコ]
名城大学助教

内容説明

本当のマルクスに出会う。貧困・差別・隷属を断ち切るために。

目次

第1部 マルクスを読む(社会を変える;資本主義を批判する;唯物論的歴史観の創造)
第2部 マルクス理論の射程(生と生活を問う;社会統合と危機)

著者等紹介

渡辺憲正[ワタナベノリマサ]
1948年生まれ。関東学院大学教授

平子友長[タイラコトモナガ]
1951年生まれ。一橋大学名誉教授

後藤道夫[ゴトウミチオ]
1947年生まれ。都留文科大学名誉教授

蓑輪明子[ミノワアキコ]
1975年生まれ。名城大学助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

23
後期のマルクスがいかに共同体/共同社会の生成と解体の運命に関心を寄せたかを知ることができる。『経済学批判要綱』の共同体/共同社会論との関連など,なお今後の検討が待たれるが,マルクスがここでも共同体と共同社会を区別し,とくに「さまざまな原始的共同社会の生命力」について,それは「近代資本制的社会のそれよりもはるかに強力であった」と語っていたことは,銘記されてよい。2018/04/10

ゆう。

23
ソ連・東欧の「社会主義」と呼ばれていた国家が崩壊し、共産主義やマルクス主義に対しては否定的な見方が多いなかで、マルクス自身の理論に立ち返り、その資本主義批判や共産主義を学ぶことで、現代の新自由主義的自己責任論や自由論に対して批判的に考察しようとした内容です。「入門」とありますが、内容はとても濃く、僕にとっては難しくもありました。構成は第1部ではマルクス自身を読むことを通じて、革命論、経済学、歴史理論を考察しています。第2部ではマルクス理論の射程として「生と生活を問う」「社会統合の危機」を考察していました。2016/10/09

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