出版社内容情報
子どもの喪失体験(親しい人の死、ペットの死、親の離婚、引越)を援助する人のために、効果的なプログラムを実例を示して解説する。
子どもの喪失体験(親しい人の死、ペットの死、親の離婚、引越)を、大人はどのように援助したらよいか。新しく開発された効果的なプログラムに沿って、実例を示して解説する。子どもの人生に希望をとりもどすために必読の書。
【著者紹介】
アメリカとカナダの「Grief Recovery Instetute」で子どもたちを悲しみから回復させるプログラムを作成、実践し高い評価を得ている。
内容説明
引っ越し、親の離婚、親しい人の死、ペットの死…子どもの援助に確実にやくだつ。
目次
1 喪失に関する神話を見つめる
2 未完の感情を知る
3 未完から完結への道
4 発見から完結へ
5 その他の喪失
6 子どもと死を考える
著者等紹介
ジェームズ,ジョン[ジェームズ,ジョン] [James,John W.]
イリノイ州生まれ。1977年に、生後3日の息子が亡くなったために、予期せず深い悲しみとそこからの回復のプロセスに突き進むことになった。ロサンゼルスで生活している
フリードマン,ラッセル[フリードマン,ラッセル] [Friedman,Russell P.]
ニューヨーク州生まれ。二度の離婚の後、1986年に「Grief Recovery Institute」につながり、ボランティアとして何年も働き、ジョンの片腕となった。ロサンゼルスに在住
ランドン,レスリー[ランドン,レスリー] [Landon Matthews,Leslie]
ロサンゼルス生まれ。父親で俳優のMichael Landon(マイケル・ランドン)の死に関しての数多くの報道と出版がなされた後、悲しみからの回復のためのワークショップに参加。子どもの深い悲しみに関する研究で博士号を取得している。南カリフォルニアに在住
水澤都加佐[ミズサワツカサ]
1943年生まれ。ソーシャル・ワーカー、カウンセラー。(株)アスク・ヒューマン・ケア取締役・研修相談センター所長。特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)副代表。治療・援助者のスーパーバイザー、企業や官庁のメンタルヘルスアドバイザーとしても活躍。’05年、横浜にHRI(Healing&Recovery Institute)を開設
黒岩久美子[クロイワクミコ]
慶應義塾大学文学部英米文学科にてアメリカ文学を学ぶ。化粧品メーカーのコピーライターを経て、現在フリーで活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。